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セールスフォース・ドットコム との新たな戦略的パートナーシップで、クラウドのパワーを世界の企業に

2017年11月8日
Google Cloud Japan Team

https://storage.googleapis.com/gweb-cloudblog-publish/images/A_strategic_partnership_with_Salesforce.max-700x700.png

※この投稿は、米国時間 2017 年 11 月 6 日にKeyword に投稿されたものの抄訳です。

Google は、お客様が行うクラウドへの投資に対しメリットを最大限に引き出せるよう、パートナーシップを重視しています。その一環として、よりスマートなコラボレーション エクスペリエンスをお客様に提供することを目的に、Google Cloud および Google Analytics との懸け橋となる戦略的パートナーシップを セールスフォース・ドットコム と結びました。これにより、お客様のマーケティングや営業データを、より意味のある洞察やビジネスの成功のために活用できるクラウドネイティブなサービスを提供します。

今回の発表におけるポイントは、 Google Cloud の機能が最大限に活かされている点です。セールスフォース・ドットコムは、プロダクティビティやメッセージングツールとして G Suite を推奨しています。また、自社の国際的なインフラ展開の中でも Google Cloud Platform ( GCP )を主力サービスに活用していく考えです。

私たちは、クラウド ネイティブな独自のコラボレーション プラットフォームを提供するため、Salesforce CRM と G Suite を接続する新しい連携機能の開発において、緊密に協力しています。この連携機能は、お客様が Gmail やスプレッドシート、カレンダー、ドライブ、ドキュメント、ハングアウト Meet を利用しながら、有益なカスタマー インテリジェンスを Salesforce から直接引き出すことを可能にします。

  • Salesforce Lightning for Gmail : Gmail 内にある適切な Salesforce CRM データや、お客様とのやりとりを Salesforce から直接引き出すことで、お客様に対してこれまで以上に迅速なサービスを提供します。優先順位の高い E メールを特定し、メール内容に基づいて次にすべきことを提案します。

  • Salesforce Lightning for Google Sheets : Salesforce 内の任意の場所に Google スプレッドシートを埋め込めます。シングル クリックで Salesforce レコードまたはレポートからデータを新しいスプレッドシートに取り込みます。このデータは自動的に双方向で更新されます。これにより、誰もが最新の情報にアクセスできます。

  • Quip Live Apps for Google Drive and Google Calendar : Quip Live AppsがGoogleドライブやカレンダーと連携するようになることで、情報へのアクセスがよりコラボレーティブになり、クラウド環境をよりオープンに活用していくことができるようになります。また、QuipからGoogleドライブの各種ファイル(ドキュメント、スライド、スプレッドシート)やカレンダーを埋め込むことも可能になります。Quip と G Suite の新たな組み合わせにより、従来のイントラネットコンテンツサービスよりも進化した活用方法を実現します。

  • Salesforce for Hangouts Meet : ハングアウト Meet のインターフェースからSalesforce CRM のお客様やアカウント情報、サービス履歴などを直接参照することができます。これらの情報はビデオ会議を使った営業活動や顧客対応をする際に強力なインサイトとして活用することができます。

これらの新しい連携機能を多くのお客様にご利用いただけるよう、一定の基準を満たす Salesforce のお客様に最長で 1 年間、G Suite を無料で提供します。詳細はこちらのサイトをご参照ください。

今回の取組みにより、より多くの企業がクラウドを活用し、本パートナーシップが実現するソリューションが、新たな体験を生み出すことを祈っています。実際に、Google Cloud チームでは、 Salesforce CRM を積極的に利用しています。

Lightning for Gmail やカレンダーとドライブとの統合などの一部の連携機能は、すでに提供を開始しており、すぐにもお使いいただけます。より高度な連携機能は 2018 年以降に提供開始を予定しています。

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