今までは、セキュリティを気にしすぎてやりたいことがやれなかったのですが、今年は、攻めへ転じることにしました、と株式会社ビームスの情報システム部。社内システムは Thin Client(Xen)を使用し仮想化を実現、さらに社内全体のコミュニケーションを活性化する基盤として、クラウド上で動作する Google Apps for Business を採用しました。これにより、従業員全員がいつでもどこでも仕事ができるようになり、移動時間を気にせず、迅速に仕事を処理できるような環境で働けるようになったのです。
1976 年の設立当時より“日本の若者の風俗・文化を変えよう、その旗頭になろう”という思いを胸に歩んできた株式会社ビームス。ビームスの紳士服、婦人服、バッグ、靴、雑貨等は、日本全国と香港、中国、台湾の149店舗、そしてオンライショップで販売されています。ビームスが生み出すファッションは、今も、多くの若者達を惹きつけてやみませんが、そのファッションイメージと同様、自由で、従業員のフレキシブルな感性を優先しようとする企業体質に従い、ビームスは、Google Apps for Business を選択しました。Gmail、Google ハングアウト、Google カレンダー、そして、Google ドライブ、さらに、Google ドキュメントや Google サイト などを使って、コミュニケーションの活性化を促すとともに、いつでも、どこでも仕事ができる環境を作っています。
様々な取り組みを実施している株式会社ビームスでの Google Apps for Business 活用事例を情報システム本部 情報システム部 システム開発課 係長 草野亜子様、情報システム部 主任の丸山優様にお伺いしました ...
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今までは、セキュリティを気にしすぎてやりたいことがやれなかったのですが、今年は、攻めへ転じることにしました、と株式会社ビームスの情報システム部。社内システムは Thin Client(Xen)を使用し仮想化を実現、さらに社内全体のコミュニケーションを活性化する基盤として、クラウド上で動作する Google Apps for Business を採用しました。これにより、従業員全員がいつでもどこでも仕事ができるようになり、移動時間を気にせず、迅速に仕事を処理できるような環境で働けるようになったのです。
[編集者メモ]
1976 年の設立当時より“日本の若者の風俗・文化を変えよう、その旗頭になろう”という思いを胸に歩んできた株式会社ビームス。ビームスの紳士服、婦人服、バッグ、靴、雑貨等は、日本全国と香港、中国、台湾の149店舗、そしてオンライショップで販売されています。ビームスが生み出すファッションは、今も、多くの若者達を惹きつけてやみませんが、そのファッションイメージと同様、自由で、従業員のフレキシブルな感性を優先しようとする企業体質に従い、ビームスは、Google Apps for Business を選択しました。Gmail、Google ハングアウト、Google カレンダー、そして、Google ドライブ、さらに、Google ドキュメントや Google サイト などを使って、コミュニケーションの活性化を促すとともに、いつでも、どこでも仕事ができる環境を作っています。
様々な取り組みを実施している株式会社ビームスでの Google Apps for Business 活用事例を情報システム本部 情報システム部 システム開発課 係長 草野亜子様、情報システム部 主任の丸山優様にお伺いしました。
情報システム本部 情報システム部 システム開発課 係長 草野亜子様
ビームスプラス原宿店 中村 慎太郎様
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情報システム部 主任の丸山優様 |
導入前の状況
Google Apps for Business を導入する以前は、他社のメールソフトと、オンプレミス型のグループウェアを使用していました。その際、店舗スタッフから、メールとグループウェアの双方を見るのが負担と言われていました。また、社内では PC、出先ではタブレットやスマートフォンなどを見ている社員がいたのですが、同一アカウントから確認できないため、2 つの受信トレイ間でメールを転送しなければならず、ユーザー側からみても、管理者側からみても、使い勝手がよいシステムとはいえませんでした。また、オンプレミス型であるため、サーバーがダウンするなどの障害が発生すると、メールが読めなくなったり、カレンダーが確認できなくなるなど、業務に支障をきたしました。そのため、システムを新しく構築するにあたっては次の 3 つを基本条件としました。1.障害が起きない/止まらない、2.ハードウェア購入やネットワーク構築にコストがかからない、そして、3.運用コストがかからない。こう考えてみると、クラウドの運用をすすめよう、という方向で話がまとまったのです。
導入の経緯
Google Apps for Business を導入するにあたり、他社システムをいくつか検討しました。ただ、弊社の「日本の若者の風俗・文化を変えよう、その旗頭になろう」というカルチャーとあうのは、Google のような気がしたのです。圧倒的なブランド力とでもいうのでしょうか。導入する前に、3度ほど、情報システム部門担当、各部のマネージャー以上のスタッフ含め、複数名のスタッフが 2012 年の 12 月に Google の六本木オフィスを訪問しましたが、オフィスのつくりが自由かつ革新的とでもいうのでしょうか、興味をそそられました。
導入に際して、オンプレミスシステムからの 1,600 アカウントにおよぶ移行が大変でした。また、ほとんどの人は、スマートフォンやラインなどの使い方には全く抵抗がないのですが、IT には弱い人が多いといっては過言ではない環境であり、これまでとはまったく環境が異なるため、使い方を全員に理解してもらうために、Google サイトで作ったポータルに動画とマニュアルを掲載、あとは、電話で質問に対応しました。説明会は行いませんでした。1 週間はほどんど電話が鳴りっぱなしでしたが、1 週間をすぎると、おちついてきて、2 週間後には、電話はほとんど鳴らなくなりました。
導入後の効用
現在、ビームス社内の内勤スタッフ全員、店舗のマネージャーを含め、約 1,600 人が、会社から提供されたPC、iPad、iPhoneなどを経由してGoogle Apps for Business、特に、Gmail、Google ハングアウト、Google カレンダー、そして、Google ドライブ、さらに、Google ドキュメントや Google サイトを使用しています。
PC でなくとも、会社から提供されたモバイル機器を使って、場所や時間を選ばず、メールを確認したり、返信したりできるようになったので、緊急対応などもしやすくなり、とても便利になりました。また、メールの容量を気にせず使えるようになったため、メール削除にとらわれる心的・そして、物理的ストレスも軽減されました。スケジュールについても、同様です。外部にいても、スケジュールが確認できるので、とても便利ですね。
Google サイト については、以下(画像)のような全社共有のポータルを立ち上げ、各部署や店舗からの情報を誰もが投稿できるようにしています。部門によっては部門内の情報共有や、プロジェクト管理などにも、Google サイト を使って実施しています。ドライブは、主に社内資料(例えば各部のマネージャーが意見を記載しなければいけないものをはじめとして)やマニュアルを共有するためなどに使用しています。Google ハングアウト については、会議室にカメラを設け、そこで遠方間の会議が開催できるようにしています。関西に支社があるのですが、東京と関西の間のミーティングを Google ハングアウト を使って実施したりすることにより、出張費の低減、移動時間が減るために時間の有効利用が可能になっています。今まで Web 会議やビデオ会議システムは使っていなかったのですが、社内では、便利な機能だと評価されているようです。
年中無休のビームスのような環境では、障害が起きると大変なので、常時スタッフがシステムを監視していなければならず、またメインテナンスも大変でした。クラウドになってから、システムの管理を自分達で行っていないため、運用にかかるコストや人的工数がドラスティックに減りました。また、5 年周期のハードの買い替えがなくなりましたね。
Photo by Yoshio Kuramochi