Posted by G Suite Japan チーム



2006 年 8 月、米国で開かれたカンファレンスの席上で、Google のエリック・シュミットが「クラウドコンピューティング」の概念を初めて発表しました。「データもプログラムも、クラウドの中にあればいい。必要なのはブラウザとインターネットへのアクセス。手元にあるどんな端末からでも、クラウドの恩恵を受けられる時代になっている。」そして、その半年後にあたる 10 年前の今日、Google は、日本において Google Apps Premier Edition (現 G Suite)の提供を開始しました。今でこそ「クラウド」は当たり前になりましたが、当時はその新しいコンセプトに戸惑われるお客様も多くいらっしゃいました。




多様な働き方の実現のために生まれた G Suite
私たちは、仕事をするすべての人が、わずらわしさから解放され、本来の業務に集中して最高のパフォーマンスを発揮できるよう後押ししたいと考えています。G Suite は、企業向けのクラウド型プロダクティビティスイートとして、この 10 年の間に数々の進化を遂げながら、企業の IT にかかるコストと手間を軽減し、個々の生産性の向上、さらにチームの力を最大化させることに注力してきました。Gmail、ドキュメント、ドライブ、カレンダー、ハングアウトなどのインテリジェントなアプリケーションで、いつでも、どこでも、どんなデバイスでも仕事がはかどる、そんなあたらしい新しい働き方を可能にしてきました。

    
  - G Suite 10 年間の歩み -


2007 年 2 月 22 日:Google Apps Premier Edition リリース。容量 10 GB、99.9 % SLA、24 時間電話サポートなどを提供。Google Docs と Sheets も登場。
2009 年 7 月 7 日:Google Apps(Gmail, Google Calendar, Google Docs, Google Talk)がベータから正式リリースへ。
2012 年 3 月 28 日:Google Apps Vault 登場。
2012 年 4 月 24 日:Google ドライブ登場。5 GB のストレージをドライブ用に提供。
2013 年 5 月 13 日:Gmail とドライブのストレージが計 30 GB に拡張。
2014 年 7 月 25 日:Google Apps Unlimited が容量無制限、高度なセキュリティ機能を搭載してリリース。
2016 年 9 月 29 日:G Suite に名称変更、数々の機械学習の機能をリリース。
2017 年 1 月 31 日:エンタープライズビジネスの更なる強化に伴い G Suite Enterprise 登場。




10 年間の軌跡と企業活用の拡大
Google Apps Premier Edition として登場した当初は、一般ユーザー向けの製品として広く認知されていたこともあり、製品への慣れや使いやすさから、主に中小企業や教育機関でご活用いただいていました。その後、機能追加やサポート体制の強化を重ね、2010 年には従業員数 10,000 人を超える大企業へも導入されるようになります。2011 年には、国内大手キャリアと代理店契約を締結し販売体制をさらに強化。この頃から、業務におけるスマートフォン利用が拡大し、導入企業数も急速に増加しました。


企業のクラウド化をさらに加速させたのが、2013 年頃から注目を浴び始めた「働き方改革」です。大企業でのクラウドサービスの検討が本格化し、「見えないところにデータを置くのは不安」とかつておっしゃっていたお客様もクラウドへと大きく舵を切りはじめました。この頃から、導入企業での G Suite の利用法もより多様に変化します。コミュニケーション手段の大半がメールのみだったものが、チャットやビデオ会議を活用し、Google ドライブでのファイル共有が普通になりました。社会や働き方の変化にあわせて G Suite は成長し、現在、世界で 300 万社を超える企業に導入されるまでになりました。




次の 10 年に向けて
G Suite は、日頃使い慣れたツールをビジネスでも安心してお使いいただけるように、常にインフラやセキュリティへの投資を続けてきました。さらに、お使いいただくお客様が、より戦力的かつクリエイティブな仕事に集中できるように、最先端テクノロジーを用いた製品の開発にも注力しています。現在、特に Google が力を入れているのが「マシンインテリジェンス」の活用です。たとえば、先日発表した Google Cloud Search は、G Suite 全体を横断的に検索できるだけでなく、機械学習の技術を活用して、会議に必要な資料を先回りして表示します。昨年から今日までに、同様の機械学習を活用したスマートな機能をカレンダーや スライド、スプレッドシート等にも展開しており、今後も、反復作業の軽減、業務の効率化をさらに強力にサポートしていきます。


G Suite は、10 年前も、今も、仕事をする、すべての人の成功を後押しする存在でありたいと考えています。そのためにも、よりよい製品の開発とサポート体制の強化に努めてまいります。

G Suite をご利用いただいているお客様に、心からの感謝を込めて。これからの 10 年も、どうぞよろしくお願いいたします。



ひーちゃん:みなさん、まっぷす先生の後明です。さて、「みんな集まれ Maps コーナー」今回のテーマは「Google Maps API で目的地までの道順を調べる 」です。前回、店舗検索の事例を紹介しました。目的とするお店の場所がわかったら、次に知りたいのは、そのお店までの道順です。特に初めていく場所は、最寄駅から、どういうルートで行けば良いのか、所要時間がどの程度なのかを事前に知りたいですよね。デニーズさんのサイトでも、このルート案内サービスが提供されています。

    地点間のルートを探す
マルさん:デニーズさんのサイトでは、最寄り駅や指定した任意の場所から目的地(店舗)までの道順を地図上に表示することができます。このように指定した地点間のルートを検索するサービスはさまざまなところで利用されています。

たとえば、「 証明写真インフォナビ」という証明写真を撮影できる店舗を検索できるサービスがあります。各店舗の位置情報やサービス内容がわかるほか、証明写真に関する役立つ情報が提供されています。利用者はデニーズさんと同様に、出発地を指定して、目的の店舗までの最適なルートや移動時間、移動距離を求めることができます。

証明写真インフォナビ


本日のテーマ:Google Maps API で目的地までの行き方を調べる。
概要:Google Maps API を使って目的地までの道順、距離、時間などを調べるサービスの事例を紹介します。
ひーちゃん:みなさん、まっぷす先生の後明です。さて、「みんな集まれ Maps コーナー」今回のテーマは「Google Maps API で目的地までの道順を調べる 」です。前回、店舗検索の事例を紹介しました。目的とするお店の場所がわかったら、次に知りたいのは、そのお店までの道順です。特に初めていく場所は、最寄駅から、どういうルートで行けば良いのか、所要時間がどの程度なのかを事前に知りたいですよね。デニーズさんのサイトでも、このルート案内サービスが提供されています。

    地点間のルートを探す
マルさん:デニーズさんのサイトでは、最寄り駅や指定した任意の場所から目的地(店舗)までの道順を地図上に表示することができます。このように指定した地点間のルートを検索するサービスはさまざまなところで利用されています。

たとえば、「証明写真インフォナビ」という証明写真を撮影できる店舗を検索できるサービスがあります。各店舗の位置情報やサービス内容がわかるほか、証明写真に関する役立つ情報が提供されています。利用者はデニーズさんと同様に、出発地を指定して、目的の店舗までの最適なルートや移動時間、移動距離を求めることができます。

証明写真インフォナビ


[まっぷす先生 紹介]











まっぷす先生マルさんこと 丸山 智康 は、Geospatial solution Architect として Google Maps APIs を活用した企業向けソリューションの構築を支援する傍ら、ブログや YouTube 動画を通じて技術情報をわかりやすく解説する「まっぷす先生」として活動しています。









まっぷす先生ひーちゃんこと、Google Maps Sales Account Manager 後明 寿枝 のミッションは「ビジネス分野において位置情報にまつわる情報を整理して、人々がアクセスできて使えるようにすること」。お客様のご利用イメージがより具体的になるようなヒントをデモを交えてご紹介しています。






ひーちゃん:海外でもいろいろな事例がありますよね。

マルさん:店舗検索以外の利用例もあります。「AppyParking」はロンドン市街地における無料の駐車スペースの情報や現在地からの道順を提供するサービスです。混雑するロンドンの街中で駐車スペースを探すのはとても大変です。AppyParking を使えば、空きスペースまでの最適な行き方を教えてくれます。さらに、駐車スペース周辺の目印、道幅などを事前に知ることができるので大変便利です。他には「99acers」というインド国内の不動産物件を案内するサービスがあります。指定した地点から物件までのルート情報を提供します。同じく不動産関連ですと、「trulia」というサービスもあります。このサービスは物件の所在地だけでなく、周辺環境、治安に関する情報、学校や公共機関の場所、災害リスクなども含めた情報を提供しており、モバイル向けアプリとしても提供されています。

地域情報もあわせて提供する不動産物件案内サービス trulia

ひーちゃん:ひーちゃん:企業内で使われているケースもあるのでしょうか?

マルさん:運送業界では、限られた時間の中で、配送先を効率よく巡回する必要があります。このため、巡回ルートや、移動時間・距離を簡単に調べる手段が求められています。たとえば、世界 230 か国で荷物の配送業を展開するドイツに拠点を置く「DPD」は、Google Maps を活用して荷物の配送先までの最適ルートを求めて、配達の所要時間とともに運転手に提供する機能を実現しています。荷物をいち早く届けることで、顧客満足度も向上しますし、何より運転手の負荷軽減にも繋がります。

    ルート検索に関連する API


マルさん:地点間のルート検索に関連する API には Directions APIDistance Matrix API があります。複数地点を回るルートや移動時間・距離を簡単に求めることができます。また、これらの API を使うと、過去の交通状況に基づいて将来の移動距離や時間を予測することもできるので、「今日の(あるいは来週の)交通状況を考慮した上で目的地までの最短の到着予想時刻は?」といった質問に答えることが可能になります。

ひーちゃん:平日と週末、季節の違いでも道路の混雑状況は異なりますから、こうした情報を反映して移動時間や距離がわかると、荷物を配送する側も受け取る側も助かりますよね。



マルさん:「教えて Google Maps API(中級編): 複数地点を巡回する最適なルートを求める」でもDirections APIDistance Matrix API を詳しく解説していますので、ぜひご覧ください。

ひーちゃん:マルさん、ありがとうございます。次回も Google Maps API を活用した面白い事例の紹介をお願いします。


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Google Maps チームでは、ビジネス上の課題解決のためにどのように Google Maps が活用されているかをご紹介する「Google Maps APIs ビジネス活用セミナー」を 3 月 14 日(火)に開催します ...
Google Maps チームでは、ビジネス上の課題解決のためにどのように Google Maps が活用されているかをご紹介する「Google Maps APIs ビジネス活用セミナー」を 3 月 14 日(火)に開催します。

前回、ユーザー企業様のご講演が大変好評だったこともあり、今回も Google Maps を実際に活用されているユーザー企業様にご登壇いただき、導入の背景や目的、開発秘話、今後の発展などを語っていただきます。

後半は、動画シリーズなどでおなじみの Google Maps APIs の専門家「まっぷす先生」が登壇。Google Maps APIs の最新事情と活用のヒントやテクニックを解説します。
 
Google Maps APIs にご興味、ご関心をお持ちの方は、ぜひご参加ください。

参加お申し込み


開催概要

日程:2017 年 3 月 14 日(火)14:00-17:00
会場:グーグル合同会社 六本木オフィス
          東京都港区六本木 6−10−1 六本木ヒルズ 森タワー
対象:Google Maps APIs に興味があり、導入を検討されている方が対象です。
参加費:無料
定員:80名 ※ お申し込み多数の際は抽選となります。予めご了承ください。

プログラム

14:00~14:20   Google Maps API 概要
14:20~15:20   Google Maps APIs を活用するユーザー企業様による講演
  • Google Maps を活用した営業部門の生産性向上への取り組み
              -営業活動を効率化する地図ソリューションの例-
            サノフィ株式会社 様

     その他、ユーザー企業様 1 社を予定

15:30~16:00   パネルディスカッション
       ユーザー企業様とGoogle Maps 専門家による対話形式
16:10~17:00   Google Maps APIs 活用のヒント
       Google Maps APIs の専門家(”まっぷす先生”)が活用する際のヒントを解説します(Q&Aを含む)

※ 内容は変更になる可能性がございます。予めご了承ください。


皆様のご参加をお待ちしております。

この記事は Avnish Bhatnagar、Google Cloud シニア テクニカル ソリューション エンジニアによる Google Geo Developers Blog の記事 "Google Geo Developers Blog: Open-Sourcing Google Earth Enterprise" を元に翻訳・加筆したものです。詳しくは元記事をご覧ください。
この記事は Avnish Bhatnagar、Google Cloud シニア テクニカル ソリューション エンジニアによる Google Geo Developers Blog の記事 "Google Geo Developers Blog: Open-Sourcing Google Earth Enterprise" を元に翻訳・加筆したものです。詳しくは元記事をご覧ください。

Google Earth Enterprise(GEE)は、独自の地図や 3D の地球儀を作成してホストできる企業向け製品として、2006 年に公開して以来、長年に渡って多くのお客様にご利用いただいています。2015 年 3 月に、Google はこの製品のサポートおよび販売の終了と、2年間のメンテナンス期間を設け、 2017 年 3 月 22 日まではライセンスをお持ちのお客様を対象に技術サポートを提供することを発表しました。

この間、GEE に関する多くのフィードバックをお客様からいただきました。その中には、GEE を重要なアプリケーションとして利用し続けているという声もありましたし、現在も多くのお客様が継続して GEE を利用されています。

そこで、Googleは、GEE の一部をオープンソース化することとしました。オープンソース化によって、今後は GEE の利用者コミュニティの皆様によって GEE をさらに進化させることが可能となります。

今回、GEE Fusion、GEE Server、GEE Portable Server のソースコード(合計 47 万行以上)が 2017 年 3 月に Apache2 ライセンスのもとで GitHub に公開される予定です。なお、Google Earth Enterprise Client、Google Maps JavaScript API V3、Google Earth API はオープンソース化されませんので、ご注意願います。Enterprise Client は引き続きご利用いただくことが可能である、Google によるアップデートも行われます。


オープンソース化に伴う GitHub への移行作業は、GEE パートナー様の多大なご協力のもとで行われました。これは大規模な作業で、パートナー企業様のご協力に感謝いたします。今後、GEE 製品をご愛顧いただいているお客様やパートナーの皆様のご協力によりこのプロジェクトの発展が進むことをことを願っております。


GEE を GCP 上で使う


GEE の利用者は、従来のオンプレミス型エンタープライズ サーバーではなく、Google Cloud Platform(GCP)を使って GEE インスタンスを実行することができます。GCP は GEE を安心して実行することができるスケーラブルなインフラ サービスです。オンプレミス環境だけで GEE を運用し続けることもできますが、一部のタスクだけでも GCP 上で実行することができれば、多大なメリットを享受できることでしょう(たとえば、大きな画像や地形図アセットを GCP で処理し、それをダウンロードして内部ネットワークに配置する場合や、ユーザー向けの Portable Globe Factory を立ち上げる場合など)。

GEE インスタンスを実行する以外にも、地理空間データの置き場所として GCP を利用するケースも増え続けています。たとえば、Google Earth Engine では、1 ペタバイト以上のラスター データセットが、Google Cloud Storage 上で公開されており、いつでもアクセスできます。さらに現在、Google Imagery を購入したお客様には Cloud Storage でデータを提供しています。柔軟なコンピューティングやストレージを提供する GCP の上で大規模な地理空間データにアクセスすることで、より高品質な Google Earth Enterprise Database や Portable の生成を簡単かつ迅速に行うことができます。

皆様が、オープンソース版の GEE を入手して Google Cloud Platform 上で実行できるように、一連のホワイト ペーパーやその他のテクニカル リソースを今後共有する予定です。Google は、今回のオープンソース化が、コミュニティの皆様にとっても良いニュースになることを願っています。2017 年 3 月に GitHub にコードを登録する際には、さらに情報を共有する予定です。一般的な製品情報については、Google Earth Enterprise ヘルプセンターをご覧ください。Google Earth Enterprise の使用方法については、基本および高度なトレーニング(いずれも動画)をご覧ください。さらに、Google Cloud Platform の詳細はこちらをご覧ください。

  • セキュリティ キーの強制によるエンタープライズ品質のアクセス制御
  • Google ドライブ および Gmail のデータ損失防止(DLP)機能、Gmail のS/MIME 暗号化によるメールセキュリティの強化
  • BigQuery と Gmail の連携による、より高度な分析と洞察
※この投稿は、米国時間 2017年1月31日に、Reena Nadkarni PRODUCT MANAGER, G SUITE によって投稿されたものの抄訳です。
クラウドは企業に、スケールメリット、スピード、TCOの削減、といった様々なメリットを、そしてユーザーには大きな利便性をもたらします。G Suite は、インテリジェントなクラウド型プロダクティビティ スイートとして、これまで世界中のビジネスを支えてきました。現在 WhirlpoolPWC、および Woolworths をはじめとする 300 万を超える企業が G Suite を活用して効率的にビジネスを進めています。

一方で、機密情報保護のための統制を強化していくことは、企業にとって日々大きな課題となっています。そこで G Suite は本日、お客様をはじめ CTO や規制当局が必要とする高度な管理機能(下記)を備えた、G Suite Enterprise エディションの提供を開始します。

  • セキュリティ キーの強制によるエンタープライズ品質のアクセス制御
  • Google ドライブ および Gmail のデータ損失防止(DLP)機能、Gmail のS/MIME 暗号化によるメールセキュリティの強化
  • BigQuery と Gmail の連携による、より高度な分析と洞察


会社のデバイスやシステムにアクセスできるユーザーを管理する

セキュリティー キー使用の強制: 2011 年に、ユーザーが Google アカウントにログインする際のセキュリティ強化機能として2 段階認証を導入しました。2 段階認証プロセスでは、管理者はセキュリティキーの使用をユーザーに促すことができます。セキュリティキーは、ユーザーにとって使いやすく、フィッシングのような攻撃への対策としてより安全です。セキュリティキーは、ノート PC に直接プラグインしたり、Bluetooth や NFC を用いてモバイル機器とペアリングすることができるので、テキストを介してコードを取得する必要がありません。本日、管理者がセキュリティキーを持つユーザーだけにログインを制限できる権限を追加しました。また管理者は、セキュリティキーの展開を管理し、使用状況レポートを表示することもできます。


G Suite を利用してアカウントセキュリティを強化した Stripe の例

インターネットビジネスを運営するためのソフトウエアプラットフォームである Stripe は、世界中の何十万もの企業に対して年間数十億ドルもの処理を行っています。Stripe の従業員は毎日、G Suite を使用してコミュニケーションとコラボレーションを迅速に、効果的かつ安全に行っています。またセキュリティキーのおかげで、フィッシング詐欺や不正な電子メールアクセスに対処するための高度な認証コントロールを行うことができています。Stripe のセキュリティチームメンバーであるブライアン・バーグ氏は次のように語っています。

「Stripe を使用するお客様の期待に応えていくために、我々はセキュリティへの取り組みを最重要視しています。セキュリティキーは、利便性とアカウントセキュリティの向上を両立させる非常に効果的な方法です。セキュリティキーの使用を強制することにより、デスクトップとモバイルデバイスの両方で、全従業員のセキュアなログインを容易に実施できると考えています。」



社外に共有されるデータの統制

Google ドライブのデータ損失防止(DLP)機能: 2015 年に、セットアップが簡単なルール、OCR イメージスキャンの認識機能、高度なカスタマイズ機能を備えた DLP for Gmail をリリースしました。そして本日、DLP を Google ドライブに拡張し、管理者が機密データを保護し、保存できるコンテンツを制御し、ユーザーが誤って機密データを外部と共有することを防ぐことができるようになりました。G Suite における DLP 機能のセキュリティは標準的な DLPを超えるものです。ルール設定が容易でコンテンツの OCR 認識が画像で保存されるので、管理者は簡単にポリシーを実施し、データの共有方法を制御できます。



Gmail の S/MIME 暗号化:  Gmail のセキュリティーに関しては、メールを安全に保つためのあらゆるセキュリティー対策がバックグラウンドで施されています。また、業界基準の認証をサポートし、なりすましメールを防いでいます。しかし残念ながら、あなたがメールをやり取りしている相手が利用する他のメールサービスでは、データ保護のための同様の対策を講じていない可能性があります。そのため、S/MIME 暗号化のための独自の証明書を持ち出すオプションを提供することで、さらなる保護を提供します。 管理者は S/MIME の使用を強制でき、特定の組織単位のニーズに基づいて DLP ルールを設定できます。



社員の行動を理解する

Gmail のログと BigQuery の統合: Gmail のログには、管理者が課題を洗い出し洞察を深めるための貴重な情報が含まれています。 本日より、BigQuery の統合により、Gmail ログの分析をより簡単に行えるようになりました。管理者は高性能なカスタムクエリーを実行してデータを分析し、カスタムダッシュボードを構築できます。


サードパーティのメールアーカイブ:  Google Vault  を使用すると Gmail コンテンツを簡単にアーカイブでき、またリーガルホールドや監査レポートの保持も遵守します。一部の組織では、HP Autonomy や Veritas などのサードパーティ SMTP アーカイブソリューションのサービスを利用していますが、それらサードパーティのアーカイブソリューションを Gmail に簡単に統合できるようになりました。



本日発表した、 G Suite Enterprise エディションは、企業のお客様がより安心してお使いいただけるよう、お客様のニーズを踏まえて設計されたものです。Google Cloud が提供する G Suite を活用して、ビジネスの革新をより早く、より安全に行う方法をご覧ください


動画シリーズ「 教えて Google Maps API(中級編)」では、代表的な Google Maps API の機能や仕組みを、Google Maps 担当者がわかりやすく解説します。今回のテーマは「 Google Maps Roads API」です。この API を使うことで、GPS 情報を道路の形状に沿ってマッピングし、正確な経路情報を得ることができます。

正確な走行距離を知りたい

安全・安心な輸送を支える上で、車両の運行管理や整備状況を把握することは重要な業務です。車両の所有、運用、維持には多額の費用がかかります。このため、運送業に関わる多くの組織では、こうした業務のために、さまざまなツールを導入しています。たとえば、米国で車両管理ソリューションを提供する Teletrac Navman 社は、Google Maps を活用し、GPS 情報から車両の現在位置を地図上でリアルタイムに確認できるシステムを構築しています ...
動画シリーズ「教えて Google Maps API(中級編)」では、代表的な Google Maps API の機能や仕組みを、Google Maps 担当者がわかりやすく解説します。今回のテーマは「Google Maps Roads API」です。この API を使うことで、GPS 情報を道路の形状に沿ってマッピングし、正確な経路情報を得ることができます。

正確な走行距離を知りたい

安全・安心な輸送を支える上で、車両の運行管理や整備状況を把握することは重要な業務です。車両の所有、運用、維持には多額の費用がかかります。このため、運送業に関わる多くの組織では、こうした業務のために、さまざまなツールを導入しています。たとえば、米国で車両管理ソリューションを提供する Teletrac Navman 社は、Google Maps を活用し、GPS 情報から車両の現在位置を地図上でリアルタイムに確認できるシステムを構築しています。

しかしながら、車載機器やスマートフォンを通じて得られる GPS 情報は、測位誤差が含まれていることもあって、移動経路を地図上に正確に表示できないケースがあります。運賃や燃費の計算、さらに車両のメンテナンスには、正確な走行距離情報が不可欠です。このため、より正確に地図上にマッピングする方法が求められています。

今回の動画では、GPS 情報を道路の形状にマッピングする Google Maps Roads API を取り上げます。GPS で得られる位置情報(最大 100 個まで)を Google の保有する道路中心線に沿わせて正確な経路情報を求めることができます。単純なマッピングから、道路の通行制限(一方通行など)を考慮した高度なマッピングまで、具体的な例を用いながら、Google Maps Roads API の機能を解説します。




なお、動画の中で紹介するデモアプリは、こちらからアクセスして、お試しいただくことも可能です。Google Maps Roads API が提供する機能をぜひご体験ください。

Google Maps API にご興味のある方、また、Google Maps API の利用をご検討されている方は、この動画シリーズをぜひご覧ください。なお、Google Cloud Japan チャンネルにご登録いただければ、新しい動画がアップされた際にメールで通知されますので、いち早くご覧いただけます。

動画をご覧になって、さらに詳しく Google Maps API について知りたい、あるいは質問やご要望がある方は、質問フォームからお問い合わせください。

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