先日、Google Sites に 3 つの新しい機能を追加しました。
1 : スタートページのテンプレート
この新しいテンプレートにより Sites の管理者は、ユーザー自身が自由にガジェットなどをカスタマイズできる個人専用ページを提供可能になります(図 1 参照)。まず Sites の管理者は、テンプレートの中から「ユーザーのスタート ページ」を選択します。
ページの上部に管理者が共有したいコンテンツ、例えば会社から社員に対して伝えたいメッセージや、大学などの事務局から生徒に対しての連絡事項など 、社員全員が共有すべき情報などを設定します(この部分はユーザー側では変更できない部分となります)。
各ユーザー(社員や学生など)はページの下部のスペースに自分が利用したいガ ジェット、例えば自分のメール新着やカレンダー、株価、天気予報などを設定することで、会社や学校におけるポータルとして活用することができます。
2: プライベート ガジェット
これまで、ガジェットを作成する場合、その定義ファイルは誰でも見られる場所に公開しなければなりませんでした(図 2 参照)。今回の新機能により、この定義ファイルを管理者が Google Apps にアップロードすることが可能になり、一部の限定されたドメイン内のユーザーのみがこの定義ファイルにアクセス可能となります。あなたの会社で運用するドメイン内でのみ、このアップロードされたガジェットを利用可能となります。
3: エンドツーエンド セキュリティ
プライベートがジェットを追加したため、ガジェットのセキュリティにも対応しました。もし Google Sites を SSL にて運用した場合、そこで利用されるガジェットも暗号化されて、安全にブラウズすることが可能です。開発者の皆さんは、これらの技術的な情報を
Google Code で確認することができます。 また、ドメインの管理者の方は是非
Help Center にてプライベートディレクトリの設定方法をご確認ください。
図1
図2
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