2,3年前までは、既存の従来型システムを Google Apps へ切り替える理由のうち、もっとも一般的なものは、メールソリューションの「コスト削減」でした。しかし、導入した企業はメールのためだけに Google Apps を利用しているわけではありません。ウェブベースの文書、スプレッドシート、プレゼンテーションや、プロジェクト用ウェブサイトなど、革新的な協同作業のためのツールを活用しています。今では、「Googleに変えること」の意味は、コスト削減よりも、実際にはこの社員の生産性向上の価値のほうが大きいと認識されています。協同作業や、生産性向上といった、Gogole Apps 本来の価値を、定量的なデータとして示すために、既存のオンプレミス型システムを Google のウェブベースソリューションに移行した場合、導入後3年間に期待できる「Total Economic Impact」(総経済効果)の算出を Forrester Consutling に依頼しました。数十件におよぶ詳細なインタビューや、数百のIT管理者及びユーザ部門への調査から、非常に興味深い調査結果を得ることができました。ぜひこちらのForresterのレポートをダウンロード下さい。Forresterの分析レポートは、Google Apps の効果について非常にわかりやすく説明しています。以下の結果は、グローバルにオフィスを構え、18,000名の従業員を擁する企業における移行後実績になります。Google Appsへ移行したことによる投資対効果は、391%。(リスク調整後は307%) わかりやすくいえば、Google Apps に対する1万円の初期投資が、3万円以上のビジネス価値としてにつながることになります。
Google Apps の導入による生産性向上効果は、システムの切り替えによるコスト削減よりも大きいと報告されています。高速なメール検索、統合されたインスタントメッセージ、メッセージのスレッド表示、強力なスパムフィルタリング、協同作業可能なウェブサイト、複数メンバーによる文書、スプレッドシート、プレゼンテーションの共同編集など、これら全てが、Forresterのレポートでは生産性向上に寄与しているとして定量化されています。
Google Apps へ切り替えた場合の損益分岐ポイントは、7ヶ月以内という非常に短いことが報告されています。投資費用はすぐに回収でき、Google Apps を使い続けることで生産性の向上により、より利益が増していくことになります。
Google Apps への切り替えに対する正味現在価値(NPV)は、典型的な大企業においては、8億円以上と算出されています。生産性向上により5.6億円以上の価値が生まれるとされています。
もちろん、Google、Forrester 両者ともに、Google Appsをご自身で評価し、効果分析を行っていただけることをお勧めしていますが、本レポートはGoogle Apps を導入されたお客様が実際に経験されたビジネス効果について、Google Apps チームがお客様から伺った内容をまとめ上げた調査結果です。ぜひご活用ください。もし、すでにGoogle Apps をご利用中であれば、Google として今後とりあげさせていただくこともあるかと思いますので、ぜひ御社の事例についても Google まで(英語)お聞かせください。(日本語での Gone Google フォームは現在準備中です。)
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