以前は、ドライブ中に現在地の確認をしたり、目的地までの時間を確認するには、紙の地図を使っていました。しかし、最近では車載スマートフォーン上の地図機能を使って、現在地、目的地までのおおよその時間や距離まで、瞬時にわかるようになりました。
地図技術は、ドライブシーンだけではなく、今では、日々の仕事や、営業企画、そして、防災管理にいたるまでのさまざまなシーンで使われるようになりました。



Boston Consulting Group によると、地図などの地理空間サービスは、2011 年、米国企業の収益1.6 兆 US ドルに影響を与えたほか、さらに、1.4 兆 US ドルの経費を削減したとされていました。 一方、同調査では、企業の 95% が地図の有効活用を見出すことができず、位置情報が事業や収益に役立つか判断しきれていないという結果が出ていました。

多種多様な情報を 1 枚の地図上にプロットするなど、地図情報を利用することで、以下が実現できます。

1. 企画立案、実施、改善、すべての状況に対応
地図上で状況を共有することで、より速く、効率的に状況に対応できるようになります。

2. 瞬時の洞察力を用い、より正確な意思決定を実現
さまざまなデータを地図上にプロットすれば、データが導き出される理由が推察できます。これにより、的確な決断を行い、変化対応能力の向上を実現できるでしょう

3. 各ステークホルダーに対し、信頼性の高い情報を迅速に提供
位置情報や移動経路など、顧客にとって多くの情報を共有し、「見える化」を促進し、顧客との関係性を強化します。

4. オンラインショップと実店舗との連携を促進
デジタル化が加速しても、まだまだ店舗での購買を増加させたいと思っているブランドがたくさんあります。そんな中、オンラインでの情報収集から、自然な形で店舗での購買につながる仕掛け作りを支援します。

5. モバイル チームの効率性を高める作業管理を実現
Google マップ上にスマートフォンを持ったスタッフ全員が表示され、どのスタッフがどこにいて、どんな作業をしているのかをリアルタイムで視覚化し、作業をより効率よく管理できます。

6. いつでも、どこでも、資産管理を実現
いつでも、資産の位置と状態を把握できます。

今後、https://seefurther.withgoogle.com/に、 Google Maps を企業経営に役立つ事例をアップしてまいります。これら事例を通じ、クラウド上で動作する地図情報が事業の運用コスト削減、収益アップ、ビジネス動向を判断するのにどう役立ったかお伝えできればと思います。

なお、Google マップセミナーが 5 月 27 日(東京)、 5 月28 日(大阪)、 5 月 29 日(福岡)にて開催されます。詳細およびお申し込みはこちらをご参照ください→ http://goo.gl/QBQbr8

Goole マップについてはこちらをご覧ください。
https://seefurther.withgoogle.com/
http://www.google.com/intx/ja/enterprise/mapsearth/

本ブログは、米国時間5月1日に 米国 Google Maps for Business  Director Jay Remley によって書かれたものの抄訳です。