Japan 公式ブログ
Google の企業向けソリューションに関する公式な情報やユーザーの事例などを、いち早く皆さんにお届けします。
2014年、Google のセキュリティへの取り組みについて ~総括~ 攻撃されにくく、より簡単に防御ができるように
2014年12月26日金曜日
本投稿は、12月18日に、Google for Work、Director of Security の Eran Feigenbaum によって投稿されたものの抄訳です。
皆さんが利用するデジタル情報は、安全でいつでも必要な時に使えるべきだと私達は考えています。オンライン上では、2014年にも、悪意を持った第三者によるセキュリティを犯すような事件や事故がみられましたが、悪意を持った人たちよりも一本先を進み続けることが大切だと考えています。Google は、攻撃されにくく、簡単に防御できるような仕組み作りに日々取り組んでいます。革新的なセキュリティ技術が必要とされるなか、その技術をいかに簡単に使用できるかも重要です。
Google では、セキュリティを極めて重要視しており、あらゆる製品や活動に組み込んでいます。これは、インターネット上の悪意あるユーザから、
データーセンター
やユーザーが利用しているデバイスを守ること、セキュリティコミュニティと協力するなどです。
2014年、Google は、これまで以上に高度なことに挑戦しました。新たな
セキュリティ チーム
(Announcing Project Zero)を立ち上げ、Google のエンジニアは、
Heartbleed
や
Poodle
といったインターネットの根幹を揺るがすような脆弱性の発見・修正に貢献し、さらに、顧客情報の安全性を向上する確実なステップを踏んできました。
2010年より、Gmail は既定で暗号化していましたが、2014年より、ユーザーが送受信する全てのメールについて、また、 Google のデーターセンター内における通信についても全て暗号化するようにしました。
ブラウザとメール受信者の間の通信を暗号化する Chrome 機能拡張 End-to-End をリリースしましたが、去る12月18日、
本機能をオープンソースコミュニティに対して GitHub にて共有するようにしました。
Google は
Google ドライブ
にファイルをアップロードする際の通信経路を暗号化するのみならず、Google サーバー内で保存されている時にも暗号化されることを保証しました。
Google は、お使いのコンピュータの USB ポートを介して第二要素認証を行う物理的セキュリティキーの提供を開始しましたが、さらに、お客様の組織において、管理者がより簡単に管理できるような仕組みづくりにも取り組んでいます。
IT ご利用環境に対してビジネスユーザがより権限を行使できるような機能として、
ユーザーのアカウントを保護するためのウィザードや、デバイスの動作を監視するための新しいダッシュボードを提供しました。
アンドロイド5.0 Lollipop
の新しいセキュリティ機能を使って、簡単に、仕事で使用しているデバイスの安全性を強化できるようになりました。
デバイス管理ソリューション
を再構築し、
iOS7、8をサポートできるようにするとともに、iPhone6、6 Plusをサポートできるようになりました。
上記に加え、Google Apps for Work、Education、Government、あるいは、Non-Profit (非営利)に対し、
広告の配信を停止
しました。セキュリティについては、第三者の監査機関により定期的に監査されますが、2014年の夏に、
SOC3 セキュリティ 監査報告書上
で、詳しい結果が著されています。
また、
ISO 27001の認証
が更新され、Google Cloud Platform は
PCI 標準の認定
を受けました。クラウド コンピューティングのための
新しい ISO27018 のプライバシー標準の策定に参画し、今後もこういった活動を継続していきたいと考えています。
来年は、またオンライン上での脅威が続き、攻撃もより洗練されたものになっていくことは想像に難くありません。例えば、パスワード
機構の向上のための
Android における Smart Lock
機能を提供したり、また
、
Captchas での複雑な文字
判別に代わる認証技術を開発するなど、
私達もより高い技術力を持って対抗したいと思います。2015年にも、セキュリティへの投資を続け、ユーザーにとってよりシンプルで使いやすく、透明性の高いサービスを提供し続けられるように努力します。
[GCP] gcp ja night #29 - BigQuery, Kubernetes, GAS, そして GCP ユーザーグループ (GCPUG) が設立されました
2014年12月19日金曜日
Posted by Google Cloud Platform チーム
年の瀬も押し迫り、寒さも身にしみてきますね。
12 日の六本木もそんな寒い夜でしたが、200 名以上もの GCP ユーザーが集まって
29 回目の gcp ja night
が、ほっこりと開催されました。場所は、株式会社フリークアウトさんの
ヒルズガレージ
をお借りしています。
ピザとビールを楽しみながら、4 つのセッション(各 30 分)と 2 つのトーク(各 15 分)が行われました。その模様を、簡単なレポートと、Hangouts on Air で
中継されたビデオの録画
で一緒に振り返りましょう。
* 各セッションの内容は発表者個人の意見としての発言であり、発表者の所属する企業・組織と関係するものではありません。
トレタの BigQuery / Google Apps Script 活用術
GCP に含まれるサービスではありませんが、今回参加された皆さんは
Google Apps Script (GAS)
にすごく興味を持たれたのではないですか?
@masuidrive
さんによるセッションは、会社で導入している
Slack
を勤怠管理にも使ってしまおうと、GAS で Bot を作り Google スプレッドシートに勤怠データが保存される「
みやもとさん
」の開発過程を紹介してくれました。「おはようございます」「お疲れさまでした」とチャットに書けば出退勤として記録される、そのアイデアも面白いのですが、なにより時間をかけずに GAS で作ってしまう発想に驚嘆します。
後半は、
BigQuery
も同様に GAS と Google スプレッドシートで制御するという内容です。サービスの利用状況を BigQuery で解析し、それを
Google スプレッドシート
に保存しながら、Slack にも書き込む、これを GAS で制御しています。BigQuery のクエリーなどの設定も Google スプレッドシートに記載して、誰にでも編集し易いようにしているそうです。
GAS を使うことで、非開発者の人でも Google Apps の使い慣れた UI を利用しながら、BigQuery のような Web のいろいろなサービスを組み合わせて使える仕組みを容易に開発でき、Google Apps の共有機能を使えば、誰がどの情報を編集・閲覧できるのかの制御も容易です。さらに多くのワークフローを簡単にできそうですね。
Kubernetesの機能とデモ、開発体制について
Kubernetes
の読み方わかります?キュゥべえ!?
詳しくはビデオで聞いてください。
@yugui
さんは、Kubernetes の機能やアーキテクチャ、そして実際にデモを動作させながら、時間の限り詳細に説明してくれました。Docker コンテナのオーケストレーションという課題、それに対し現在様々なプロジェクトが現れ、その中の何が決定的なプロジェクトとなるかはわからないとしながら、Kubernetes だけでなく、
Fleet
や
Mesos
などのプロジェクトの良さについても Kubernetes と比較して教えてくれています。
その中で Kubernetes は、特別なテクノロジーではなく、比較的あたりまえのテクノロジーが使われており、それは Google のこれまでの経験から積み重ねてできているということ。そして開発体制も Google 以外の人が参加しながら速いスピードで発展していき、自らに固執することなく、調査を重ね正しい選択のできる体制である、それ故に Fluentd や Kibana などの他の優れたプロジェクトを利用するに至っているとのことです。
dotCloud の内部プロジェクトとして生まれた Docker。dotCloud のサービスは cloudControl へと移り、今では
GCP 上で運用されていること
を以前お伝えしました。一方で Docker は急速に普及し、そのジョブスケジューラーとして生まれた Kubernetes は、
Google Container Engine
(GKE) に組み込まれ GCP の 1 つのサービスとなりました。こういった変遷も面白いですね。
さて、ここまでで前半が終わりです。ビールとピザの時間を挟んで後半が始まります。
会場には、以前
事例として紹介
させていただいた、ゲーム攻略完全図鑑の千葉さんもいらしていました。
ログだけじゃない!BigQuery使おうぜ!とGCEも使えるよ
株式会社セブン&アイ・ネットメディア オムニチャネル推進事業部 中村悟さん、若林正裕さんによる、BigQuery を実際に大規模な業務で利用している経験を、楽しく聞かせてくれます。この内容だけは実際に会場に来た人だけの特権として非公開です。会場は興味と笑いに溢れ、とても濃い内容を聞かせてくれました。
トピックだけ紹介すると、
Google Analytics Premium
(GAP) と BigQuery の連携。GAP だけでは見えにくい部分が BigQuery で判明し、そして新しい仮設が成り立つということ。そして BigQuery の良い所、悪いところ、これからやりたいこと、やってほしいこと。
話の中で、@masuidrive さんと同様に、GAS との連動やデータの非正規化といった話題が出ました。BigQuery 実際に使っていく中で導かれたやり方として参考になるのではないでしょうか。
GCP最新動向まとめ
GCP の
最近のアップデート
については既に紹介してきましたが、この半年だけでも、振り返ってみると GCP の変化と進化を実感します。
おなじみ
@kazunori_279
、Kaz さんです。個々の情報はビデオを見ていただくとして、一部だけ紹介します。
最大 680k IOPS にも達する
Local SSD
。この性能では、ディスクよりもむしろ CPU がボトルネックになってくるそうです。
先ほども Kubernetes での Fluentd の話がありましたが、
Google Cloud Logging
で採用された Fluentd は、それを契機に GCP のいろいろな部分で利用されることになりました。もちろんそれは純粋に技術的評価の上で。
新しく GCP の仲間に加わった
Firebase
の話では、先日の
Google Cloud Platform Live
のビデオを交え紹介してくれています。中核となっているのは Firebase Realtime Database、NoSQL の JSON Database ですが、そこに接続しているユーザーがリアルタイムにシンクする仕組みと、そのユーザーマネージメントから成り立ち、アプリケーションによっては、サーバサイドのコードを書くことも必要なくリアルタイムにコラボレーションするアプリケーションの開発が可能になります。
この他にも、
Google Compute Engine
と
Autoscaler
、GKE、オンプレミスと Google とを接続できる
Direct Peering
、
Carrier Interconnect
、
VPN
といったGoogle Cloud Networking、そして
Managed VMs
の話もありますので、是非ビデオをご覧ください。
それにしても、日本人エンジニアが生み出したテクノロジー Fluentd が、しっかりと評価された上でこのように利用されることは嬉しくなりますね。詳細は、Qiita に書かれている「
Google、FluentdをKubernetesとCompute Engineの標準ログコレクタに採用
」を読むとより良くわかります。
Firebase の話の中で出てきた
Operational Transformation
は、例えば Google Docs の共同編集のように、整合性の維持とコンカレンシー制御の技術です。
Google Drive Realtime API
でも使われていますが、
Firepad
での Firebase の実装も試してみることができます。そして、Firepad のページのデモで Firebase のリアルタイム性を確認できると同時に、GitHub のソースコードを読むと、フロントエンドのアプリケーションだけで、バックエンドのコードを書く必要がないということもわかります。
ここでは内容を記載していませんが、標準でネットワーク構成が可能な GCP に、Carrier Interconnect などで直接自社のネットワークを繋げられるようになり、
Windows インスタンスを実行できるようになった
こととあわせて、エンタープライズ システムのクラウドへの拡張が容易になったことも、大きな変化と言えるかもしれません。
Monitoring Kubernetes
ここからは 15 分間での発表となります。ところで、Kubernetes だけでなく kubelet や kubecfg は何と読むのでしょう?
@stanaka
さんは、Kubernetes クラスタのモニタリングには、Minion とその中の Docker コンテナのステータスを知る必要があることや、Kubernetes には
Grafana
によるダッシュボードが用意されていますが、それが内部的にどのような要素が関連し構成されているのかについて話してくれます。詳しくは、
Monitoring Kubernetes
として話した内容をまとめられています。
GCPユーザーグループ「GCPUG」設立のお知らせと GCP Advent Calendarの話
本日最後の発表です。
@soundTricker318
さんから、Google Cloud Platform User Group、略して GCPUG 設立のお知らせです。ジーシーパグと読みます。今回の gcp ja night も 250 名定員のところ300 名以上の応募があり、もっと多くの人に、もっと参加しやすくなるようにと設立されました。ミッションはGCPの普及と、GCPの良いところを伸ばし、よくない所を改善するとのことです。誰でも支部を作成でき、GCPUG のロゴの改変も自由に行えます。まずは、
GCPUG のサイト
で参加登録をしましょう。東京での第1回は、来年 1 月 14 日を予定しているそうです。
印象に残る可愛いロゴですよね。
もう一つ、
GCP Advent Calendar
は、この日講演してくださった皆さんの中で参加されている方もいます。参考になることが、たくさんあると思いますよ。
さて、GCPUG も発足し、今回参加できなかった皆さん、場所的に参加できない皆さんも、これからはいろいろな場所で参加できるようになってくると思います。そう考えると、とても嬉しいです!
来年は、GCPUG の発展、そして皆さんが GCP で何を生みだすのか、とても楽しみにしています。
Gmail、意図せぬ振る舞いへの対応(コンテント セキュリティ ポリシー)
2014年12月17日水曜日
Gmail の安全性と信頼性は非常に重要です。そのため、私達は、
安定したプロキシーサーバーを通したメール添付画像の表示
(英語)、あるいは、
HTTPS による通信暗号化の強制
(英語)などをはじめとして、日々キュリティの向上に務めてます。そして、本日より、PC 向け Web UI の Gmail は、コンテント セキュリティ ポリシー(CSP)の実装により、さらに安全性に富んだものとなります。
Gmail にはたくさんの機能拡張がありますが、残念ながら、Gmail のセッションを妨げるコードをロードしたり、マルウェアの影響を受けてしまう可能性があるものもあります。一方、本日より実装される CSP は、これら悪さをする機能拡張をはじめとし、安全ではないコードがロードされることがないように、Gmail ユーザーを防御します。
人気があり、また、振る舞いも良い機能拡張については、既に標準の CSP と連動するようアップデートしました。機能拡張に何らかのトラブルああった場合は、最新のバージョンをオンライン上からダウンロードして下さる様にお願いします。(例:Chrome のユーザーの方々は
こちら
をご覧下さい。)
CSP は、Gmail を安全にお使いいただくための一例に過ぎません。他のツールなどについては、
Google Security Center
をご確認ください。
本内容は、米国時間12月16日に Gmail Security、Software EngineerのDanesh Irani によって
投稿された内容
の抄訳です。
「Google for Work マル秘活用術」 株式会社スペースタイム
2014年12月16日火曜日
Google for Work マル秘活用術、今回の投稿は株式会社スペースタイムの活用術をご紹介します。
株式会社スペースタイムは、サイエンスを中心とした “学び” と “集い” をデザインするコンテンツ制作会社。ポスターやパンフレットなどの印刷物、グラフィックデザイン、Web サイト、動画といったさまざまなメディアにおいて、学びたい人と学びを提供したい人をつなぐコンテンツ制作を手がけています。
同社では社内プロジェクトの管理に Google サイトを活用、特に英語版ウェブサイトの制作を依頼されたときに、Google サイトが威力を発揮しているそうです!
「英語版ウェブサイトは、外国人の先生やスタッフと共同で作成することが多くあります。その時、制作過程を共有するプロジェクトサイトを Google サイトでつくれば、UI をそれぞれの母国語で見ることができます。類似のツールも検討しましたが、多言語対応機能が備わっているのは Google サイトだけでした。これは大きいですね」と代表の中村さんは語ります。
同社ではそのほかに、Google カレンダーで社員全員の予定を共有したり、Google ドライブを使って外部ライターに依頼したテキストの共有、修正を行う等、プロジェクト管理や制作プロセスのさまざまな場面で Google for Work を活用されています。
また、メインクライアントである北海道大学が行っている「 GiFT 」( Global Issue for Tomorrow )というイベントでは、Ustream や Google+ ハングアウトを利用してそのライブや動画の配信も手がけるなど、社内の業務管理やコミュニケーションのみならず、ビジネスそのもののツールとしても Google 製品を使いこなしています!
株式会社スペースタイム
http://www.stxst.com/
多言語サイトの制作をされる方、海外の方とのコミュニケーションが多いプロジェクトを進行される方は、Google サイトの活用を検討されてみてはいかがでしょうか?
● 株式会社スペースタイムのさらに詳しい活用法のご紹介は
こちら
【皆さまの Google for Work 活用術を大募集!】
「こんな使い方がある」「こうした方が便利」など、働き方をより良くするためのヒントをぜひ教えてください。Google for Work をご利用いただいている企業、団体、チームの紹介も兼ねて掲載いたします。
こちらのフォーム
よりふるってご応募ください!
#GfWtips
[GCP] Google Cloud Platform が支える、新感覚リアルタイム RPG ユニゾンリーグ - 株式会社エイチームの GCP 導入事例
2014年12月16日火曜日
スマートフォンでゲームをする人なら「
レギオンウォー
」や「
ダークサマナー
」というタイトルの RPG で、実際に遊んだことがある人、あるいは今も熱中している人も多いのではないでしょうか。
開発している
株式会社エイチーム
(Ateam Inc.) は、名古屋に本社があり、エンターテインメント事業として、多くのスマートフォンやタブレット向けデジタル コンテンツの企画と開発を手がけ、一方でライフスタイルサポート事業として日常生活に密着した比較サイトや情報サイトの企画から開発、運営を行っています。
今回エイチームから、スマートフォン向けの新感覚リアルタイム RPG「
ユニゾンリーグ
」がリリースされました。複数のプレイヤーでリアルタイムに行われる、ギルドバトルとクエストバトル、そしてユニゾンアタック、仲間とリアルタイムにプレイすることの面白さが凝縮された RPG ユニゾンリーグ、そのバックエンドは
Google Cloud Platform
(GCP) で構築されています。担当された、エンターテインメント事業本部 安藤 加奈子さんにお話をお聞きしました。
今回リリースされた、ユニゾンリーグで、Google Cloud Platform を初めて利用されるそうですが、何か理由があったのですか
きっかけは、GCP の東京で行われたカンファレンス(4 月 22 日にグランドハイアット 東京で行われた Google Cloud Platform セッション)に参加したときです。そこで GCP は GCP のために作られたサーバ環境ではなくて、Google が自社のサービスのために作った環境を一般にも公開する形ではじめたサービスということと、バックボーンにあるグローバルのネットワーク帯域がかなり確保されていて、レイテンシが最小限であるという内容を聞きました。ユニゾンリーグは、日本と世界中で配信する予定のゲームでしたので、グローバルでのリージョン間の通信が速いところが魅力に感じて、使うのは初めてでしたけど、GCP を導入してみようと思ったんです。
初めてとなると困ることもあったと思いますが、どうやって進めていったのですか
あまり困った記憶はないです(笑)。インスタンスの生成とかも、コンソールから視覚的に直感的に触れるのであまり苦労しなくて、インスタンス立ち上げてしまえば普通のサーバで、好きなようにさわれますから。使いやすいのは、しばらく使わないと思ったら、そのインスタンスを削除して、また使いたくなったらスナップショットから立ち上げる。その細かい単位での使い回しがし易いことです。
リリース当初は、多くのユーザーの皆さんが利用することを想定していますが、想定よりも足りなかったときに、即座に対応できる体制は必要だと話していた中で、 同じ設定を展開する準備だけしておけば、すぐに同じサーバを追加できることはすごく魅力的です。そこはすごく大きいところです。
Google Compute Engine (GCE) インスタンス使い、どのようなアーキテクチャでユニゾンリーグは構築されたのですか
一般的な Web の、HTTP サーバがあるような構成ではなくて、WebSockets を使っています。ゲームをしている端末からHTTPのようにリクエストのたびにアクセスしにくるのではなくて、ゲームログイン時にアクセスすると、そのままずっとソケットを繋いだままにします。Java のプロセスが常時動いていて、そこに端末から直接接続しにくる形です。あとは一般的なデータベースを使っているくらいです。ロードバランサも使っておらず、ゲームにログインする前に振り分け用のプロセスに事前に接続先を問い合わせ、プロキシというよりは繋ぎ先を指示するような形で動いています。
このようなアーキテクチャは経験的なものなのですか?
エイチームは、フィーチャーフォンの時代から、フィーチャーフォン向けの MMORPG を 5 作くらい出しています。その経験があるため独自のパケットを TCP でやりとりして、リアルタイムに処理していくことには、ある程度ノウハウがあります。スケーリングに関しては当時のゲームでは、そこまで複雑なことはやっていませんでしたが、スマホのゲームでは、PCの MMO のように1 つのワールドに何百人も入るようなことをすると、そもそも画面の描画も追いつきません。そのため、従来のMMOと同じようにワールドを分けていくことになるのですが、ユニゾンリーグではワールドをユーザーには見せず、内部的に、閉じられたロビー空間というワールドに近いものを作り、どのロビー(ワールド)に行けばまだ空きがあるか、ということを動的にマッチングする方法をとりました。わりと素直な進化系なのかなと思います。ユーザーの皆さんが自分のログインするワールドを選ぶのではなく、自動的にマッチングしていく方式です。
開発プロセスだとかを含め、開発はどのように進めていかれたのですか
何かのアジャイルな開発手法を使って、だとかということはしてないです。だいたい毎週タスクミーティングといって、大きなロードマップとしていつまでにこういう機能ができている、という大きなロードマップから一週間毎のタスクに落としこんでいきます。それをこれは誰々にと担当者を割り振って進めてます。
プロジェクトごとに、プロデューサー、ディレクター、プランナー、サーバ開発者であるとか、プロジェクトに係わる人の席を近くにして、コミュケーション取りやすい環境にしているので、わりと現場手動で進めているところがあります。開発も、そのプロジェクトにいる間は変わったりしないですけど、もともと、バックエンドばっかりとか、フロントエンドばっかりというエンジニアが殆どいなくて、プロジェクト変わるたびに変わったりしているんですよ。なので両方の知識をだいたいのメンバーが持っていて、コミュケーションは取りやすいです。
今後 GCP の中で使っていきたいサービスはありますか
BigQuery
は早期に導入していこうと思っています。他のタイトルも含め、常に利用状況だとかの様々な指標を分析しているのですが、それをもっと効果的に分析していけるようにしたいです。
名古屋全体が見渡せるオフィスでは、スタッフの皆さんとすれ違うたびに声をかけてくれて、理念に掲げている「みんなで幸せになれる会社」を体現しているようでした。
新感覚のリアルタイム RPG ユニゾンリーグ、
Android
と
iOS
で遊べます。
GCE も BigQueryも、
GCP の全て
を今なら 60 日間で $300 分のクレジットで試せます。
(ユニゾンリーグ公式ホームページはこちら:
http://app.a-tm.co.jp/unisonleague/
)
株式会社モバイルファクトリーも Google へ ゲームとリアルな世界がコラボした「駅奪取」に Google Maps API for Work を採用
2014年12月16日火曜日
会社概要
東京都・五反田に拠点を置く「株式会社モバイルファクトリー<http://www.mobilefactory.jp/>」は、創造するモノを通じて世界の人々をハッピーにすることを使命に2001年10月1日に創業しました。
創業以来、モバイル向けサービスを多数リリースしています。着信音サービスにおいては、配信曲数約3万曲を誇り、ほかにも、様々なジャンルで展開しているシミューションゲーム、実世界と連動した位置情報ゲームなどを提供しています。
モバイルファクトリーでは、ゲームとリアルな世界がコラボレーションした、
「駅奪取」
を運営しています。これは、位置情報を用いて、ユーザー同士で交流・対戦したり、スタンプラリーのように各地域を巡るといったゲームです。モバイルファクトリーは、位置情報ゲームにおいて、現在地の確認など、ユーザビリティの向上には地図の利用が欠かせないと考えており、「駅取得」上では、駅と自分の現在地の確認をするために、 Google Maps API for Work - 外部公開用ライセンスを採用しました。
今回は、Google Maps API for Work の 導入を決定された 株式会社モバイルファクトリー ソーシャルアプリ事業部 ディレクターの川上翔平様、マネージャーの四條裕樹様、コーポレート・コミュニケーション室広報担当の阿部愛実様にお話をお伺いしました。
「駅取得」の開発当初は、無償版の Google Maps を利用していましたが、利用者数の増加への対応、より自由度の高い開発を目指し、有償版の導入を検討しました。導入に際し、様々な地図アプリケーションの API を比較検討しましたが、API の機能はもとより、非常に分かりやすいグラフィックやオープンであるため開発が容易なこと、さらに今後も発展的に利用できることや、サービス利用価格に至るまで多方面から検討し、2013年 Google Maps API for Work の採用を決定しました。導入に際し、サポートを行った国際航業の山本氏は「誰にでも直感的にご利用いただける点と、お客様への断続的なサービス提供が可能(SLA99.99%)なことから、GoogleMapsAPI をモバイルファクトリー様にご紹介させていただきました。」と言います。
ゲーム用にカスタマイズするために要した期間は、1 週間、航空写真モードなど、数種類のモードの切り替えを全てを試して、フィーチャーフォンで最適に表示できる大きさ、ピンの立て方を調整しました。Google Maps を使用すると、駅の位置関係などが誰にでもわかりやすく表示できるため、ゲーム内を楽しんでいるユーザーの中でも、この機能を使う人が多く、導入に踏み切ってよかったと考えています。Google Maps は誰もが利用したことのある地図なので、抵抗がないのでしょうか、多くのユーザーの方々が、例えば、Google Maps を参考に移動計画を立てたり、ユーザー自身で移動履歴を確認できるようになっているため、ゲーム性に大きく貢献しているといえます、と川上氏。
Google Maps API for Work を利用して開発している駅取得についてですが、現在、コロプラ版、GREE、mobage など3種類のプラットフォーム上で動作しています。これら全てのユーザを合わせると、その登録者数は、10 万名を超え、位置情報と連携したゲームとしては、非常に人気の高いものとなっています。駅といった限られたテーマを扱ったゲームとしては、業界でも人気の商品となっています。
主なユーザーの年齢層は 30 ~ 40 代で、男性が 7 割以上を占めています。東京や大阪など大都市圏のユーザーが多いですが、駅を対象にしていることもあり、全国各地にユーザーが存在します。鉄道好きな方や旅行が趣味など移動を頻繁にされる方がユーザーの多数を占めていますが、通勤、通学中にゲームを楽しんでいらっしゃる方もいます。
モバイルファクトリーでは駅奪取以外にも、駅をテーマとした位置情報ゲーム「ステーションメモリーズ!」をはじめ、位置情報ゲームを広く展開しているため、別サービスでのGoogle Maps API for Work の導入も検討しています。また、駅奪取の拡張を進め、Google Mapsを利用した新しい楽しみ方をユーザーに提供していきたいと考えていますとモバイルファクトリーの皆様。
【ご好評につき、第二弾!】クラウドって、本当はどうなの? セキュリティ、ROI、イノベーション 集中講座 2月・3月
2014年12月15日月曜日
Google の企業向けソリューションを展開する Google for Work では、過去 10 年間に行われたセミナーやイベントにおいて、最も多く質問・疑問があがったテーマ「クラウド活用を考える企業に求められるセキュリティ・アセスメント」「クラウド 導入の投資対効果(ROI)は?」「イノベーションはどうやって生まれる?」にフォーカスをあてて、11月から12月に開催したコンテンツをさらにブラッシュアップして、
2015 年 2 月から 3 月にかけて集中講座を開催します。
第一弾:クラウド活用を考える企業に求められるセキュリティ アセスメント
(2 月 5 日 (木) 14:30 - 17:00)
本セミナーでは、クラウド活用によるグローバル基盤の統合と最適化をご検討のお客様に、クラウドをご利用いただく際に、どのように適正評価(アセスメント)していただくか、その方法についてご紹介します。デロイト トーマツ リスクサービス株式会社、グーグル株式会社の両社より、セキュリティリスクを最小化する実践的なアセスメント手法及びクラウド事業者のセキュリティ対策の現状についてお話致します。
第二弾:クラウド 導入の投資対効果(ROI)は?
(2 月 17 日 (火) 14:30 - 17:00)
本セミナーでは如何に多くの企業が、定量化しにくい情報系クラウドへの投資に対して「投資対効果の見える化」を行っているのかを中心に、クラウド導入の投資対効果について解説します。
第三弾:イノベーションはどうやったら起きるのか?
(3 月 3 日 (火) 14:30 - 17:00)
新しいアイデアはどのように生まれ、発展し、実際にサービスや製品として形になるのでしょうか?イノベーションを引き起こす社内環境のためには、数多くのコミュニケーションツールをどう使い分けるのが望ましいのでしょうか?Google の製品開発を事例に、どのようにアイデアを出しあい育てて、それを効率的にスケールさせていくのかという根源的なテーマに対して Google からの一つの答えをご紹介します。
ご興味のあるセッションをお選びの上、こちらの
フォーム
からお申込ください。
注意事項:会場のお席に限りがあるため、Google Apps for Work, Google Drive for Work の導入を検討している企業のご担当者様を優先的にご案内させていただきます。
[GCP] dotCloud は、高速でより堅牢な PaaS を Google Cloud Platform 上で提供します
2014年12月12日金曜日
今回のゲストブログは、ベルリンに拠点を置く PaaS (Platform-as-a-Service) プロバイダー,
cloudControl
の創設者であり CEO である Philipp Strube 氏です。cloudControl の提供する dotCloud プラットフォームは、開発者向けにウェブ アプリケーションのデプロイ、管理、スケーリングを容易に行えるようにします。今回のローンチで、dotCloud は
Google Compute Engine
上で動作し、パフォーマンスの向上と 50 〜 80 % のコスト削減をユーザーにもたらします。
cloudControl は、8 月に複数プログラミング言語をサポートした業界初の PaaS である
dotCloud
を買収しました。それは、これからの dotCloud ために dotCloud の基盤をアップデートするためのベンダーを選ぶ機会にもなったのです。この買収が cloudControl の US 市場への初めて進出であり、差別化を図るためにも高速で堅牢なサービスを提供する必要がありました。そのために、ハイパフォーマンスなインフラストラクチャーを求め、dotCloud の 500 の顧客を Amazon Web Services (AWS) から Google Cloud Platform へと移行する決断へと至りました。
アーキテクチャーを考える仕事をしている開発者であるなら、選択肢を持つことが重要になる - それが Google を選んだ理由です。Google Cloud Platform と dotCloud によって、dotCloud の利用者は選択肢を持てるのです。それは業界標準となっているビルドパックによって Java, Scala, Clojure, NodeJS, PHP, Python, Ruby その他多くのプログラミング言語の選択、それからリレーショナル データベース、例を挙げるなら、
Google Cloud SQL
に MongoDB のような NoSQL、または Memcache や Redis のようなインメモリー データベースといった
アドオン
の選択を持つことができます。さらにアプリケーション開発者は一般的な Git を使った PaaS ワークフローを使いながらも、ユースケースに対して最適なテクノロジーを選択できる柔軟性、そして Google のインフラストラクチャーのスケーラビリティーと信頼性を手に入れられます。開発環境、ステージング、プロダクションという環境を自分で管理する必要はありません。
Google Cloud Platform は、Google の急激に成長し続けるエコシステムのための基盤を用い、唯一無比のグローバルなネットワーク インフラストラクチャを提供しています。つまり開発者は世界中のパートナーやサービスと接続できるわけです。私たちが dotCloud の Paas を使う開発者に約束していることは、常に信頼できるプラットフォームであるということであり、Google Cloud Platform はこの約束を満たすために必要な、柔軟性がありながらも信頼できる、高速なインフラストラクチャーを与えてくれるのです。
Google Compute Engine のパフォーマンスに加えて、
Google Cloud Storage
の信頼性と冗長性にも満足しています。アプリケーションが異常なく動作し続けるようにしながらも、状況に応じて即座にスケールできるプラットフォームであるには、信頼されたダウンタイムのないデプロイメント プロセスが必要となるわけですが、このプロセスはまず、Git リポジトリへプッシュすると、プログラミング言語とフレームワークが指定されたビルドパックが実行されて、コードとその依存関係、その他のアセットからなるイメージの構築が行われます。その後、圧縮されたイメージは、Google Cloud Storage に保存されます。これで最新のイメージが、コンテナを置き換えるようにするためにも、多くのコンテナにスケールするためにも、数秒で新しいバージョンをデプロイするためにも、常に利用可能になるのです。
最初に dotCloud を Google Cloud Platform で起動するのに、約 1 週間しかかかりませんでした。そしてプロダクション用にプラットフォームを整備するのも、 6 - 8 週間程度でした。アーキテクチャーをコンテナーを土台としてインフラストラクチャーに非依存であるように構築していたので、移行での問題は特にありませんでした。顧客の全てのアプリケーションと、私たちのプラットフォームのコンポーネントの 98 % はコンテナの中で動作し、コンテナの動作環境には n1-highmem-4 VM を使っています。
Google が、ネットワークやストレージなどのインフラストラクチャーを理解しやすく抽象化して、直感的に利用できるようにしているのも便利です。dotCloud の料金モデルは完全に従量課金で、利用した分だけ支払う形です。そのためには、基盤となるインフラストラクチャの料金もこれに一致していなければなりません。また、Google の継続利用によるディスカウントは、初期投資費用を抑えながら、即座にスケールできるだけの余地を生む費用対効果の高い方法をもたらしてくれています。これは、AWS で実行していた以前の dotCloud から、Google Cloud Platform で実行する新しい dotCloud 環境へマイグレートした顧客に、メモリー毎の価格を 50 〜 80 % 削減に繋がりました。
今回のローンチで、改めて無料利用枠を開始しました。既存の dotCloud の顧客も、新しい開発者も Google Compute Engine で動く次世代 dotCloud を
試して
いただけます。
株式会社ドワンゴもGoogleへ スマホアプリ「にじたび」開発に Google Maps API for Work を採用
2014年12月12日金曜日
会社概要
株式会社ドワンゴはゲームや音楽をはじめとするエンタテインメント分野において、次世代ネットワークコミュニケーションの創出を目指す、ネットワーク・エンタテインメント・カンパニーです。国内最大級の動画サイト「niconico (ニコニコ動画)」の運営をはじめ、モバイル向け音楽配信、ゲームソフト及びオンラインゲームの企画・開発・販売などを行っています。高度なネットワーク技術と独創的な発想を強みに、良質なコンテンツを様々なプラットフォームに提供しています。
今回は、Google Maps API for Work の 導入を決定された 株式会社ドワンゴ モバイル事業本部 編成制作部 サービス開発セクション 吉浦 徹 様、企画開発部アプリケーション開発第二セクション セクションマネージャ 西丸 和孝 様、企画開発部 アプリケーション開発第二セクション 夏目 佳明 様にお話をお伺いしました。
聖地巡礼スマートフォンアプリ「にじたび」
アニメやドラマのファンなどが、作品の舞台となる各所を訪ね、追体験をするという「聖地巡礼」は、90年代から行われていましたが、最近、テレビや雑誌で注目の度合いが上がってきています。そして、2014年9月27日、株式会社ドワンゴ(以下ドワンゴ)が「聖地巡礼」スマートフォンアプリ
「にじたび」
をリリースし、現在人気を博しています。
「にじたび」は、ドワンゴにとって CGM (Consumer Generated Media)の新規プロジェクトで、ユーザー参加型のアニメ聖地巡礼サービスです。聖地巡礼を行うタイトルや、訪問する場所など、内容は全てユーザーに委ねられています。この「にじたび」では、Google マップ上で各所を表記するための開発に、Google Maps API for Work の外部公開用ライセンスが採用されています。
「聖地」として捉える場所は、必ずしも著名な場所ではなく、アニメに登場するキャラクターが通った通学路、放課後に集まっている喫茶店、部室などの場合も多く見られます。そのため、ドワンゴが「にじたび」をリリースするにあたり求めた地図アプリケーションは、リアルタイムでアップデートされ、アニメファンが求める詳細が記載されており、巡礼した地を記録できるようなものでした。
Google マップ 採用と「にじたび」開発について
Google マップは、国内外で多くの人が使っているため、誰にでもなじみやすく、ストリートビューでは実体験に近い形の体験ができます。また、電車の路線、車道など、全ての路程が網羅されていることや、国単位ではなく、全世界のものが1ライセンスで入手可能なため、アニメのロケーションがたとえ海外に展開されても、アプリケーションやライセンスを変えずに表現できるのも特徴です。
「にじたび」の開発に際し、ドワンゴがGoogle Maps API for Work を利用したのは、あらゆるプラットフォーム上ですぐに展開できることのほか、開発に時間のかからないものだったことも大きな理由でした。
実際に「にじたび」のプロジェクト担当者は、企画者や開発者を含めても11名で、開発期間は2014年7月初旬から9月27日の 2ヶ月半でした。
「にじたび」では、Google Maps API for Work の Google Directions API を使い、個人が行きたいスポットを登録すると、どういうルートを通っていけるかが表示され、聖地巡礼の計画を作成する事ができます。また、各人が巡礼した地を記録し、写真とコメントを入れた聖地巡礼レポートを投稿できるなど、ファン同士で聖地巡礼の情報交換を楽しむ事も可能になっています。
「にじたび」は、位置情報を含んでいるため、将来的には、自治体、各観光地関連の権利者など、いろいろなステークフォルダーとの取り組みの可能性も秘めています。まずは多くの方々に使っていただき、先行してリリースされている他社アプリとも一緒に、聖地巡礼という文化を盛り上げたいと考えております。とドワンゴ。
現在は、iPhone 版を展開しており、定期的なバージョンアップも行っていきます。年明けには、現在地の位置情報を利用した検索機能を提供予定です。また、将来的には、Android 版の提供、アプリケーション無しで投稿内容の詳細を見ることができる Web 版も見据えています。
事例PDFは
こちらを
ご参照ください。
(2014年11月取材)
① ユーザーが作る聖地スポット情報
② ユーザーが作る巡礼レポート
③ ユーザーが作る巡礼しおり
④ ユーザーが作った巡礼マップ
*インタビューの内容と配信中のアプリには、
アップデートなどにより、若干の違いが発生する可能性があります。
[GCP] Aerospike, Google Compute Engine 上の 50 ノードで 秒間 100 万の処理を。
2014年12月11日木曜日
今回のゲストブログは、Flash 向けに最適化されたオープンソースのインメモリ NoSQL データベース “Aerospike” を開発する、 Aerospike の Director of Product & Technology、Sunil Sayyaparaju 氏です。
Google のスピードは、どれほどのものなのか?
Aerospike
は、今後のクラウド アプリケーションの常識となるであろう、高いスループット、一貫して低いレイテンシー、 リアルタイムのデータ処理に挑戦し続けることを誇りとしてきました。それもあって、Google の Performance Engineering リードである Ivan Santa Maria Filho の "
Cassandra Hits One Million Writes Per Second on Google Compute Engine
(Cassandra が Google Compute Engine 上で秒間 100 万書き込みを記録)" を読んで、私たちも Google Compute Engine 上で Aerospike のパフォーマンスのベンチマークを測り、Google のスピードの限界に挑戦しようと思ったわけです。
結果は如何に? Aerospike は GCE 上で一貫して低いレイテンシーでスケールし、小さなクラスターしか必要なく、扱いも容易でした。Aerospike と Google Could Platform の組み合わせは、大量のデータをリアルタイムで処理しスケールさせることを前提とした、まったく新しいカテゴリーのアプリケーションを生みだすのではないでしょうか。以前なら経済的にも不可能だったビジネス モデルを持ったスタートアップ企業が出てくる可能性も見えてきます。
ベンチマークは、Cassandra のベンチマークと同様に構成しています。各 200 バイトからなる 1 億件のレコード、Debian 7 Backports、 サーバ用に 500GB 非 SSD 永続化ディスクで $0.504/hr の n1-standard-8 インスタンス、クライアント用に $0.32/hr の n1-highcpu-8 インスタンスを用意し、次の
手順
で実施しています。書き込み処理の検証に加え、読み込みのみ、読み書きの組み合わせでの検証も行っています。
読み込み、書き込み、ともに高いスループット
50 Aerospike サーバーで、秒間 100 万回の書き込み
10 Aerospike サーバーで、秒間 100 万回の読み込み
常に低いレイテンシー。読み書きの揺らぎもなし
書き込みのレイテンシーの中央値が 7ms、83% の書き込みが 16ms 未満、96% の書き込みが 32ms 未満で完了
読み込みのレイテンシーの中央値が 1ms、80% の読み込みが 4ms 未満、96.5% の読み込みが 16ms で完了
注: レイテンシーは、サーバーサイドで記録(クライアントサイドではさらに高くなると考えられる)
読み書きともに、圧倒的なコストパフォーマンス
秒間 100 万回の書き込みが、時間あたり $41.20
秒間 100 万回の読み込みが、時間あたり $11.44
Aerospike は、リアルタイム入札におけるセッションやユーザーの状況の保存、パーソナライゼーション、不正検知、そしてリアルタイム分析など様々な用途の先端で利用されるデータベースとして使われています。このようなアプリケーションは、クリックストリームからセンサーデータまで、数十億ものキーやテラバイト データの読み書きが求められます。Aerospike はデータを即時一貫性のために同期してインメモリーに複製し、非同期にディスクへ書き込みます。
GCE 上で Aerospike を使った実験の詳細を以下に示します。まずはサーバー用に 10 ノード、クライアント用に 20 ノードを使い、様々な読み書き比のスループットを調査し、それぞれのレイテンシーを記録し、同時に Aerospike のクラスターに対し、読み書き共に 100% の負荷をかけながら、2 ノードから 10 ノードまでのクラスターサイズによってどうスループットが変化するのかを記録していきました。
異なる読み書き比でも高スループット(サーバー: 10 ノード, クライアント: 20 ノード)
調査した読み書き比のなかでも、このグラフで示す TPS の 80 % は 50% のクライアント(10 ノード)で達成できています。さらにクライアントを追加してもスループットの向上はごく僅かでした。
ディスクの IOPS は、
サイズに依存
します。この実験では、高 IOPS を確保するために 500 GB 非 SSD の永続化ディスクを使い、ディスクがボトルネックにならないようにしています。より大きなクラスターには 500 GB は余計でありコストを考えて減らしても構いません。今回記録した高パフォーマンスには、さらに高い IOPS を得られる SSD 永続化ディスクを使う必要さえありませんでした。
異なる読み書き比での一貫した低いレイテンシー(サーバー: 10 ノード, クライアント: 20 ノード)
100% の読み込み負荷状態で、16ms 以上かかったのは全体の 3.5% にとどまり、4ms 以上かかったのも 20% 未満でした。Aerpspike での読み込みはクライアントから 1 ホップ(ネットワークの往復)であるためこのレイテンシーを達成できました。2 往復必要な書き込みでさえ、負荷 100% の時 32ms 以上かかったのは 16% の書き込みにとどまりました。Aerospike を動作させているノードでは、8 つある CPU コアの 7 つを使い動作させています。コアをひとつアイドルにさせておくのはレイテンシーのためです。全てのコアが busy 状態であるなら、ネットワークのレイテンシーは上昇してしまいますから (レイテンシーは、サーバーサイドでの記録です)。
読み書きともに、右肩上がりのスケーラビリティ
このグラフでは、100% の読み込みと100 % の書き込みそれぞれで、リニアにスケールしていく状況を示していますが、読み書きの負荷が変わっても同様だと考えられます。読み込みでは、サーバーとクライアントの比率は 1:2 としました。6 つのノードからなるクラスターに対して 12 クライアントという形です。書き込みでは、1:1 の構成としています。書き込み時の低いスループットではこれで十分だからです。
読み書きのデータ アクセスが混在する新世代のアプリケーションは、インターネットの中でウェブサイトやモバイル アプリでユーザーの動きを感知し応答する必要があります。このようなアプリケーションでは、クリックやスワイプ毎にデータを書き込み、判断、記録、応答をリアルタイムを行う必要があるのです。
今回の GCE で実行する Aerospike は、読み書きの両方で高スループットと一貫して低いレイテンシーが要件となるアプリケーションの例になったのではないでしょうか。たったの 50 サーバーで秒間 100 万回の書き込みを処理し、これまでにない費用対効果も備えています。皆さんも
このステップ
に添って実際に確かめてください、そして願わくば私たちに挑戦してください。
[GCP] Google Cloud Platform での Windows サポートを拡充しました
2014年12月10日水曜日
Google Cloud Platform を利用している皆さんから、GCP に欲しいものを挙げてもらうと、そこには企業や組織の大小を問わず Google データセンターのパフォーマンスとスケールでの Windows ベースのワークロードのサポートという声が挙がります。そして今回、高性能にWindows ベースのワークロードを大規模に稼働させるために Google Compute Engine へ 3 つの機能を追加しました。
まずは、Microsoft のライセンス モビリティを Google Cloud Platform 用に提供できるようになったことをお伝えします。これでオンプレミスで利用している SQL Server や SharePoint、Exchange Server、そのほか Microsoft のサーバアプリケーションのライセンスを、追加費用の必要なく Google Cloud Platform に移行できます。ライセンス モビリティは、単に既存のお客様のクラウドへの移行を容易にするだけではありません。クラウドの効率を活かしながらも、永続的なライセンスの購入を選択したいお客様が、これまでと同様のライセンスで使い続けることができるようになります。Google Cloud Platform における Microsoft のライセンス モビリティの詳細については、
Microsoft license mobility
(英語)をご覧ください。Google Compute Engine で Microsoft 製品を利用するには、ご利用条件に追加事項が含まれます(Google Cloud Platform のご利用条件は
Service Specific Terms
(英語)をご覧ください)。
次に、Google Compute Engine で Windows Server 2008 R2 Datacenter Edition が利用できるようになりました。ベータとしてどなたでもご利用いただけます。これまで、GCP を利用して Windows でいくつかの重要なワークロードを実行させているお客様から Rapid deployment、高パフォーマンス、クラウドへ自社のデータセンターを拡張といった要望をいただいていました。そのような中で、
ローカル SSD
(ライブマイグレーションもサポート)や、データセンターとクラウドとを
繋げる仕組み
、そのような機能とあわせて、Google Cloud Platform が Windows のワークロードを実行する最良の環境として、皆さんに提供できるようになりました。それから、Windows Server 2012 と 2012 R2 のサポートも、あともう少しでお伝えできると思います。
最後に、
Fusion Labs
の Chrome ブラウザーを使って Windows とのリモート デスクトップ セッションを張れる
Chrome RDP
が、GCP 用に最適化されて GCE で Windows インスタンスを使うと無料で使えるようになりました。利用するために追加のソフトウェアが必要なわけではなく、Google Developers Console の RDP ボタンをクリックするだけです。さらに、Google Developers Console が Windows クレデンシャルのためのログイン情報を保存し RDP アプリケーションに渡せるようになったので、Windows インスタンスそれぞれで、ユーザー ID とパスワードを管理するといった複雑な作業も必要なくなります。
ところで、GCP で皆さんが構築して動かしているものには常々驚かされています。アニメーション映画の高速なレンダリングから、クラウドバースティングに対応して瞬時の VM 起動により急速にスケールする分散アプリケーションまで様々です。
一例として IndependenceIT を挙げましょう。アプリケーションと DaaS(Desktop as a Service)デリバリーにおける簡易 IT 管理ソリューションのリーディング ソフトウェア プロバイダーである IndependenceIT は、GCE で動作する Windows Server 2008 R2 Datacenter Edition 上で、製品の Cloud Workspace Suite(CWS)の動作保証を進めてきました。 CWS を使うことで、パブリック、プライベート、ハイブリッド、どのクラウド IT 環境でも使えるワークスペース(自動化されて、マルチプラットフォームで動作し、ハイパーバイサーかデバイスかに依存しません)に必要となる全ての要素を IT 管理者が直ぐにまとめて用意できるようになります。また、製品化への時間を短縮しながらデプロイメントを簡易化し、既存のビジネスサポート システムとの統合を容易にする強固な API を提供しています。IndependenceIT が GCE での Windows のテストをしてきたことで、彼らの顧客は GCP の中で Windows サーバを使ったデスクトップとアプリケーションのデプロイメントをプロビジョニングするために CWS を使えるようになるでしょう。
Windows を利用する皆さんからのフィードバック、今後 GCP での Windows エコシステムをどう拡充してほしいかということも含めて、お待ちしております。
さて、皆さん次は何を作ります?
-Posted by Martin Buhr, Product Manager
[GCP] Wix はマルチ クラウド構成で ハイ アベイラビリティ を達成
2014年12月9日火曜日
今回のゲストブログは、誰でも簡単に美しいウェブサイトを作れるプラットフォームを提供する
Wix
の Head of Media Platform, Eugene Olshenbaum 氏です。
いまだに「クラウドサービスを利用するか」を議論する人達もいるなか、Wix では、いくつのサービスを使うかを議論し、多くのクラウド サービスを利用するほど、障害への対策となると考えています。ひとつのプロバイダーに縛られることから開放されると、ビジネスの持続性を高められる、このように複数のクラウド環境の利用こそが、次世代のクラウドプラットフォームの姿ではないでしょうか。
Dimensional Research
では、世界各国の 659 人の クラウド IT 決定権者にインタビューを行い、その 78 % はすでに複数のクラウドプラットフォームを利用している、またはその予定であると答えています。予定がないと答えたのは、たった 8 % でした。
こういったトレンドのなか、我々は先日寄稿した
Wix の災害対策
を見直し、複数のクラウドプラットフォームの設計を検討しました。
Wix
では、オンラインのドラッグアンドドロップ ツールで、ユーザーが HTML 5 を使ったサイトやモバイル サイトを簡単に作成できるクラウド上のウェブサイト作成プラットフォームを提供しています。 Wix Media Platform は、私たちのインフラの中でも最も重要な要素のひとつであり、Wix.com で運用されている 5,500 万ものウェブサイトを支えています。
EC サイトやホテル、レストランなどの特定の機能を備えたウェブサイトを作るためのツールを提供するなかで、あることに気がつきました。ユーザーが気にするのはただひとつ、ホームページがダウンしないかです。私たちも、何事にも機能しない時はやってくるという現実はわかっており、複数のクラウド プロバイダーを利用するのは以下の課題への解決となります。
99.999 % の稼働率
競争優位性
インフラ提供会社に対して一般的に思われている事業継続性へのリスクの回避(電気業、ネットワーク業、データセンターに関するリスクも含む)
Wix Media Platform 構成概略
Wix Media Platform の新しいマルチ クラウドの構成は、以下のプラットフォームを、アクティブ/アクティブに、全て一貫した設定にしています。
Google Cloud Platform
Amazon Web Services
Wix が管理するデータセンター
この配置は、運用面からも合理的な判断です。もしひとつがダウンしても、トラフィックは他の稼働しているロケーションに送られます。ひとつのクラウドプロバイダーを利用し、その中で可用性をどう高めるかを検討するよりも、ユーザーのウェブ ブラウザで障害が発生しない方法を探してきました。
Wix のプラットフォームは複数のサブシステムからなり、それぞれ独自の SLA (サービス品質保証) を持ちます。設計上の鍵は、それぞれのサブシステムが、別のロケーションのサブシステムで完全にバックアップされている状態を維持することです。
課題:
目標は、ユーザーのデータを損失から保護しながら処理するために、100 % に近いアップタイムを実現することです。以前はホスティング環境だけで運用していましたが、障害からの復旧に備えて別の環境を追加しアクティブ/アクティブ構成をとるようにしました。さらにその後、3 つめのデータセンターを追加し 3 拠点からなるアクティブ/アクティブ構成としました。
前回のブログポスト
でお伝えしたように、3 つのデータセンターをまたぐ複製を管理するのは、2 つのデータセンターよりもさらに複雑になります。ましてや、冗長性のため、それぞれ異なる ISP を利用していればなおさらそうなります。3 拠点のアクティブ/アクティブ構成としたことによる課題は、データベースのレプリケーションでした。3 つのデータセンター間でのレプリケーションを実現するために、MySQL をリング型トポロジーに構成し直す必要がありました。しかしこのリングは、ひとつのデータセンターがしばらくダウン、または停止すると壊れてしまうのです。
この対策として、3 拠点のアクティブ/アクティブ構成とするかわりに、2 拠点をアクティブ/アクティブ構成とし、3 つめの複製はまったく別のテクノロジーを使うプラットフォームで実行することにしました。この 3 つめの複製では、データ ポイズニング (問題のあるコードが、不意にデータを損傷してしまい、それがしばらく検知されないこと) を保護する機能も追加します。
そして、Google Cloud Platform ネイティブの完全な機能を持たせたデータセンターを構築することを決断したわけです。半年後の 2013 年 4 月には一部地域での Wix のメディアを GCP から提供しはじめ、2013 年の終わりにはトラフィックの 100 % は GCP から提供されるようになりました。NORM(Not Only Replication Manager) と呼んでいる、複数のデータセンター間でのデータ複製、同期の仕組みも GCP 上で開発し、NORM によって GCP, Amazon Web Services, Wix の各データセンター間でのデータ複製、同期を実施しています。
終わりに:
世界のクラウド ウェブサイト作成サービスをリードする立場として、クラウドにおける障害情報には常に目を光らせています。一分でも障害があるごとに、お客様にとっては損害が発生します。複数のクラウドプラットフォームを利用し、障害におけるリスクを軽減しようとする対策は当然の流れといえます。
複数のクラウドプラットフォームを利用するための課題は、その恩恵に比べれば小さなものです。その恩恵は、予想した機能の強化、コストの削減、性能の改善を超えるものでした。
運用上のタスクはストレスにはならず、眠れない夜と障害対応室はもう過去のものです。なにかあっても、トラフィックを機能しているシステムへ切り替えるだけで、調査は後でできます。この新しい構造によって、お客様には最高の体験を提供できるようになりました。
[GCP] ゲーム攻略完全図鑑は、Google Cloud Platform を使って、ゲームをしている人が求めるものを形にしています。サーバーはまったく触らずに。
2014年12月8日月曜日
ゲームをしていると、攻略方法はもちろん、他の人がどうプレイしているのか、実はこんなやり方があっただとか、知りたくなりますよね。
ゲーム攻略完全図鑑
は、ソーシャルゲームを中心にゲームの攻略方法が掲載されたオンライン メディアで、専属のライターによる攻略コンテンツに加え、サイトに来るユーザーも自分で攻略方法を書いて公開できることが特徴です。
10 月の時点で、月間 PV が 1 億 3,000 万、MAU (Monthly Active User) 950 万に達するサイトは全て
Google Cloud Platform
(GCP) 上で動作しています。プログラミングから攻略方法のライティングまでされているお二人、株式会社ゲーム攻略完全図鑑 代表取締役 内田 一樹さんと、事業開発部 エンジニアリングチーム 千葉 幸士郎さんにお話を伺いました。
スタートアップとして、ソーシャル ゲームの市場の中で、ゲームを作るという発想ではなく、なぜゲーム攻略完全図鑑のようなメディア ビジネスをやることにしたのですか
内田さん
:Google App Engine (GAE) が出始めた頃、ガラケーのゲームが流行っていて、そのときは GAE を使いゲームを作っていましたが、今のグラフィカルなゲーム作りについていけなくて。そういう状況で、ゲームを開発する人をいかに手伝えるかというところを考えて攻略サイトを作り、ゲームをする人にも、ゲームだけしていても生活できるようになる環境を作りたくて、ユーザーが自由に攻略サイトを立ち上げることができる仕組みを作りました。
GAE でサービス全体が作られているそうですが、なぜ GCP を選んだのですか
千葉さん
:元々 GAE をゲームで使っているときに、1 日に何千万 PV を処理した実績があって、何も心配していなかったし、もしそのトラフィック処理のためにサーバ管理を自分でやろうとしたら、僕達にはできないですから。
開発について、使っているツールや開発プロセス、GAE での開発について教えてください
内田さん
:開発プロセスはないです(笑)。こうあるべきというのは僕の中で固まっているので、それをどんどん小出しにして。二人でアイデアを出して二人で作る感じです。
千葉さん
:ソースコード管理は GitHub、後はエディターくらい。二人とも Vim を使って。GAE のデプロイは手動で、自分たちでツールを作ってデプロイしています。GAE では、データは全て
Datastore
に保存して、他には
Task Queue
をほぼ全ての処理に使うという程に使ってますね。フロントエンドは全てキャッシュ(
Memcache
)から取り出すようにして、後は全てバックエンドで Task Queue を経由して処理している、という構成です。
今かなりの PV があるなかで運用されていますが、コストも含めていかがですか
内田さん
:運用自体すごく楽なんですよ。アプリケーション開発のみで後は全て面倒を見てくれるので。サーバの面倒を見る時間があったら、アプリケーション開発をしたいですから。コストは、チューニング次第かなと思ってます。先ほど話したようにキャッシュを使うなど工夫して、今かなり安いですね。あとは Datastore の使い方次第で、SQL 的な考え方をしていると、トラフィック捌けないし、高額になってしまう。Datastore の使い方をチューニングしたら劇的にコストが下がりました。
運用をしていく中で、ユーザーからのフィードバックをどう得ているか、またフィードバックを得てユーザーの体験を高めるために何かしていることはありますか
内田さん
:イベントトラッキングをして Google Analytics で見ている部分もありますが、直接声を聞くためにメールを送ってやり取りすることもあります。
千葉さん
:そこはさらに力を入れてやっていこうと思っています。実際にサイトを作ってくれているユーザーは貴重で、そういう人たちにはどんどん連絡して、例えば内部リンク貼っていないユーザーには、貼った方がいいですよとやりとりしたりして、日々使いやすくなるように取り組んでいます。
今後計画されていることと、GAE に限らず GCP をどのように使っていく予定があるか、教えてください
内田さん
:そうですね、まずはトラフィックをもっと集めようとは思っています。倍くらいには伸ばしたいですね。その後は海外展開も考えています。GCP では、BigQuery を使っていきたいと思っていて、ログをもっと活用していきたい。ターゲティングできるような仕組みを、BigQuery でどうにかできないかと考えています。
最後に、いろいろなクラウド プラットフォームがあるなかで GCP を、これから起業するスタートアップに勧めるとしたら、どういうところを勧めますか
内田さん
:エンジニアが起業するような形だと、他を使うこともあるかと思いますが、プロダクトのことを考える人なら、エンジニアであっても Google の方がいいかな、と思いますね。本当にプロダクトに集中できるので、運用の手間がかからない。サーバはまったく触ってないです。
社内の雰囲気は、ネットカフェのよう。「ジュース飲み放題、お菓子食べ放題、漫画があって、ゲームしてる」と、内田さん。
攻略したいゲームがあれば、
ゲーム攻略完全図鑑
へ。Google App Engine と BigQuery を試すなら
フリートライアル
から。今なら 60 日間で $300 分のクレジットが使えます。
Google for Work および Google for Education のパートナープログラムが新しくなります
2014年12月5日金曜日
Posted by : ムラーリ シタラム、Google for Work ディレクター グローバル パートナーシップ & ストラテジック アライアンス
私達 Google が、Google Apps を 2006 年に米国で販売開始して以降、クラウドテクノロジーの進化はめまぐるしく、それに伴って提供させていただくサービスも多種多様に追加してまいりました。現在では、世界中で何百万にもおよぶ企業や学校の皆さまが、Google の製品を用いて、クラウド上のサービスを活用したり、クラウドを基盤にしたビジネスを推進しています。それに伴って、「仕事においても Google の最高の品質を提供する」というコミットメントが拡大していくなか、その実現のためには、パートナーの皆さまが大変重要な存在であると考えています。
パートナーの皆さまは、お客様がこのクラウドによる変革に対応し、より発展していくために、
Google for Work
と
Google for Education
の製品を最大限に活用していただくために、ご支援いただいています。新規のお客様に対するトレーニングや導入支援をはじめ、
Google Apps for Work
のアドオンサービスの提供、また
Google Cloud Platform
上での独自ソリューションの開発に取り組まれています。
お客様とパートナーの皆さまのご要望にお応えするため、このたび Google はパートナープログラムを一新いたします。これまで Apps, Chrome, Cloud Platform, Maps, そして Search といった製品毎にわかれていたプログラムを、新しく
Google for Work and Education Partner Program
(英語サイト) に統一します。この新プログラムにより、パートナーの皆さまが、Google の製品やサービスを統合的に扱うことを可能にし、お客様にご紹介していただきやすくなります。
新しいパートナープログラムは、お客様のご要望にあわせた 3 つのトラックで構成されます。(複数のトラックにご加入いただくことが可能です。)
セールストラック:
販売とマーケティングに特化したスキルをもち、販売実績が特に多いパートナー向けのトラックです。既存顧客への対応や更新管理も含みます。
サービストラック:
販売、コンサルティング、トレーニング、デプロイメント、技術的サポートといったサービス全般のスキルをもつパートナー向けのトラックです。
テクノロジートラック:
Google for Work および Google for Education の各種製品を強化、補完、拡張する追加機能をもつ製品、およびそれをベースにした製品・サービスを開発するパートナー向けのトラックです。
最高のカスタマーエクスペリエンスをご提供するため、パートナープログラムにご加入いただく条件とプロセスを変更し、2015 年より順次適用いたします。
また、パートナーの皆さまへは、下記をご提供いたします。
Google for Work Connect (営業コンテンツ、マーケティングキャンペーン、サポート資料、
トレーニングなどをご提供するパートナー向け情報共有サイト)へのアクセス
プログラムに関する情報
販売パートナーコンソール(発注・顧客管理ツール)
Google for Work もしくは Google for Education の認定パートナーバッジの使用
製品の販売およびマージン
パートナー検索サイトへの掲載
また、各トラックごとに、より優れた経験とスキルをもつパートナーとしてプレミアパートナーを認定します。プレミアパートナーの皆さまには、以下を追加してご提供いたします。
パートナーセールスのアサイン
協業マーケティングの機会
マーケティングファンドやインセンティブプログラム (予定)
プレミアパートナー限定トレーニング、イベントへの参加
認定プレミアパートナーバッジの使用
この新プログラムを通じて、引き続きパートナーの皆さまへのサポートと投資を適切におこない、パートナーの皆さまとともに、お客様に最高の製品・サービスを活用いただけるよう関係構築を強固にしていきたいと考えています。
[GCP] 12 月 10 日 大阪開催 Google BigQuery ハンズオン セミナー
2014年12月3日水曜日
好評いただいている「Google Cloud Platform 始めてみよう! ハンズオンセミナー」の番外編として、大阪で Google & Tableau セミナーを開催することになりました。
大規模なデータを高速分析することができる Google のクラウド ツール
Google BigQuery
- 全世界 19,000 社で多種多様なデータ分析に使われている
Tableau Desktop
。この両者を組み合わせたハンズオントレーニングを、今年の10 月に東京で開催したところ大変好評だったため、急遽大阪にて第 2 回目となる同セミナーを開催します。是非この機会に体験ください。
■ 日時:12 月 10 日(水) 14 : 00 - 17 : 00
■ 会場:AP 大阪梅田茶屋町 会議室 D〜F
■ 対象:データ分析を伴うを業務ご担当者様
■ 費用:無料
【セミナーの内容】
13:30
受付開始(受付終了は14:30)
14:00
セミナー開催挨拶
14:05
Google BigQuery 製品説明
14:35
Tableau 製品説明
15:00
休憩
15:10
Google BigQuery と Tableau のハンズオン
16:30
Tableau デモ
16:45
Q&A
17:00
終了
セミナーの詳細、参加における準備事項の確認、また、お申込みは
こちらのセミナーページ
からどうぞ。
皆様のご参加をお待ちしております。
[GCP] Google Cloud Platform、PCI データ セキュリティ スタンダード認定を取得
2014年12月3日水曜日
毎年オンライン ショッピングでは数十億ドルもの額の買い物がされています。クレジット カードでショッピングをする消費者も、クレジット カードでの決済を受け付けるショップ側も、そのデータと決済プロセスが安全であると信頼できなければなりません。
本日、Google Cloud Platform は PCI (Payment Card Industry) データ セキュリティ スタンダードへ準拠していることが認定されました。これにより、Google Cloud Platform 上で、主なクレジットカード会社が発行するカードの情報を保持、処理、通信することができることとなります。
PCI データ セキュリティ スタンダードは、クレジット カードの情報や取引の情報を安全に保護するためのセキュリティーフレームワークです。Google は、セキュアに標準に準拠したソリューションの構築と運用が可能なプラットフォームを提供するために、第三者機関の認定を受けました。
その例が、
WePay
です。 WePay は、オンライン マーケットプレイスや小規模なソフトウェア プロバイダーといったプラットフォームに、詐欺の心配やコンプライアンス、サポートといった運用上のリスクを取り除いた、ユーザー間のオンライン決済をシームレスに行うサービスを提供しています。WePay の DevOps ディレクター、David Nye 氏は次のようにコメントしています。
「Google Cloud Platform によって、WePay ではパートナー企業で発生する決済処理を、よスケーラブルに、高い可用性を持ち、かつ安全な決済を提供しています。今回 Google Cloud Platform がクラウド環境全体で PCI DSS の認定を受けたことで、WePay はパートナー企業や私たちのビジネスの成長にあわせて、インフラをダイナミックに拡張していくことが可能になります。」
PCI DSS への対応が要件としてある中で、Google Cloud Platform を検討されていますか?より詳細な情報が知りたいときも含め、ぜひ
お問い合わせ
ください。
#77minLunch 株式会社ニューロマジック
2014年12月2日火曜日
本日の
#77minLunch
は、株式会社ニューロマジックのランチ風景をご紹介します。
オフィスから近い築地の「すしかつら」にて同じプロジェクトチームのメンバーでお寿司ランチを楽しまれています!
株式会社ニューロマジックは、ウェブサイトやマーケティングキャンペーンの企画制作から運営、PR に至るまでをワンストップで手がけています。
同社では、取引先に常駐しているスタッフや福岡や長野の制作拠点等、社外とのコミュニケーションに Google ハングアウトを活用することで業務を効率化しています。テキストチャットの履歴はすべて Gmailで検索できるため、メールに代わるコミュニケーションとして重宝されています。より複雑な相談が必要な場合も自席にいながら、画面共有もできるビデオチャットを利用して、お互いの顔を見ながら打ち合わせを行っているそうです。
また、ユニークなのは、会議室予約、検証用端末など社内の共有ツールの管理をすべて Google カレンダーで行っていること。以前は声をかけて確認していたそうですが、今はカレンダー上で確認できるようになったことで、相当省力化されたそうです!
株式会社ニューロマジック
http://www.neuromagic.com/
【 77minLunch フォト 大募集!】
皆さんも業務を効率化し、いつもよりもゆったりしたランチを仲間と楽しく過ごしませんか?
「 77min.Lunch 」は、Google for Work をご利用いただいている企業、団体、チームの素敵なランチ風景を募集しています!
77minLunch 応募フォームはこちら:
http://goo.gl/GWRG45
[GCP] 11 月の Google Could Platform アップデートおさらい
2014年12月2日火曜日
Google Could Platform の 11 月は、こんな感じで過ぎていきました。
さて、ここまで早くすることもありませんが、少し早回しに 11 月の Google Cloud Platform のアップデートをおさらいしましょう。
Google Cloud Platform Liveで、Container Engine, Cloud Networking, Cloud Debugger などを発表
世界中から、数千人のデベロッパーがひとつのイベントに集結したら、何が起こるでしょう?
嵐のようです
。11 月 4 日、
Google Cloud Platform Live
(GCP Live) が開催され、基調講演、活用事例のハイライト、モバイル アプリケーションからクラウド コンピューティングまでのトピックを網羅するセッションが行われ、また以下のような新しい機能の発表も行いました。
Google Container Engine
今回アルファ版がリリースされた
Google Container Engine
は、個々の仮想マシン上で動作しているアプリケーションを管理するという手法に代わり、クラスタにスケジューリングされたポータブルな Docker コンテナーを起動するかたちのサービスです。詳しくは、
こちらのポスト
をどうぞ。(英語)
Google Cloud Networking
Google は、お客様に常に最高の体験を提供すべく過去 10 年にわたってネットワークへの投資を行ってきました。Google Cloud Platform では、Google の各種サービスと同様のスケールとパフォーマンス、可用性をお客様に提供できるよう努めてきました。そして今回、
Google Cloud Interconnect
の提供によって、お客様のネットワークの Google への接続がさらに容易になりました。
Firebase = より早いモバイル アプリを開発
GCP Liveでは、
モバイル アプリの素早い開発
を実現する新しいサービス Firebase を
紹介しました
。また、現在開発中の機能も一足先にお見せしています。Firebase と Google Cloud Platform の詳細は
こちらのポスト
をどうぞ。(英語)
Cloud Debugger
今回ベータ版がリリースされた
Cloud Debugger
は、開発中のアプリケーションのトラブルシューティングをより簡単にするツールです。プログラム コードから 1 行を選んでウォッチポイントをセットすれば、サービスで利用しているどのインスタンスであっても、その行が次に実行されたタイミングでローカル変数の値とフルスタックトレース内容が取得できます。セットアップする時間も複雑な設定も必要なく、パフォーマンスへの影響もほとんどありません。詳しくは、
こちらのポスト
をどうぞ。(英語)
イベントの要約は、
こちらのポスト
をどうぞ。
基調講演
や
セッションのビデオ
、そのときの
ライブ ツイート
も公開しています。
公式 Ubuntu イメージ
リクエストの多かった、Ubuntu 14.04 LTS, 12.04 LTS および 14.10 イメージのベータ
提供を始めました
。追加費用は発生しません。
Compute Engine: オートスケールと Click to Deploy Percona XtraDB Cluster
Google Compute Engine
に待望の 2 つの機能、
オートスケール
と
Percona XtraDB Clusters
が追加されました。オートスケールによって、費用対効果と応答性能に優れたアプリケーションの開発ができるようになります。また
Click to Deploy Percona XtraDB Cluster
は、あらかじめ設定された状態のクラスタを数クリックで起動可能にします。
Cloud SQL インスタンスで無料の IPv6 アドレスを
IPv4 アドレスが枯渇しつつあるのは周知の事実です。Google は、より大きなアドレス空間をもつ IPv6 への対応を
率先して進めて
きました。今回、Cloud SQL のすべてのインスタンスに不変の IPv6 アドレスを付与しました。このアドレスは無料で利用できます。詳しくは、
こちらのポスト
をどうぞ。(英語)
AffiniTech と Framestore: Google Cloud Platform でコストを削減しながら、最高の顧客体験を生み出す
AffiniTech と Framestore による Google Cloud Platform の活用事例のブログポストがありました。AffiniTech は、Google Cloud Platform を活用し、データに基づく判断のしやすい環境を顧客に提供。また Framestore は、 映画 "
Gravity
” のような美しく印象的なビジュアル エフェクトの制作に、Google Cloud Platform を活用しています。
AffiniTech
と
Framestore
、それぞれの事例はこちらから。
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