* この投稿は、米国時間 1 月 21 日、Product Manager の Kirill Tropin によって投稿されたものの抄訳です。

Local SSD は、ベータ期間中にもすばらしいコストパフォーマンスを示してきました。そしてベータ期間が終了し、世界中の全てのリージョンで利用できるようになったことをお伝えします。

Local SSD では、 1 ~ 4 つの 375 GB の SSD のパーティションを VM にアタッチし、専用で使用できます。また、極めて優れた IOPS も確保されます(4K のランダムリード時: 680k  IOPS)。用途としては、膨大な計算を行うアプリケーションで利用する一時スペースとしての用途、また、永続化ディスクと違い、Local SSD には冗長性が組み込まれていないので、独自のレプリケーションを持つ(最近のデータベースの多くや、Hadoop など)高い需要の見込まれる用途に理想的です。さらに Local SSD は高 IOPS で、かつ GB 当たりのコストも低く、メモリーの補完としても機能します。

Local SSD は月額 $0.218/GB で利用できます。 1 時間当たり $0.0003/GB、IOPS あたりのコストとして算出するなら、月額 $0.00048/リード IOPS 、このように、非常にローコストでの利用が可能です。

Local SSD のベータ版期間中、素晴らしい反応をいただきました。 Cloud Harmony ではテストした全てのVM とストレージの組み合わせの中で、Google Compute Engine の Local SSD が、最高値の 4K ランダム IOPS を実現したと発表しました。これを価格あたりにしたとしたら、さらに良い結果になるでしょう!

さらに、利用している皆さんからも肯定的なフィードバックをもらいました。 Aerospike では RAM を利用しているかのようなパフォーマンスと、15 倍のコスト アドバンテージを、ローカル SSD を NoSQL データベースの RAM を補完するものとして使用することで実現しています。Gyazo.com では, MongoDB の RAM を補完するものとして利用され、Local SSD の低コストと高パフォーマンスによって、完璧とも言える成果を出しています。 Gyazo の洛西一周氏は次のように述べています。「Google Compute Engine の Local SSD は本当に高速です。RAM の使用量を減らすことができ、コスト効率の改善に繋がりました。」

ローカル SSD の詳細は、ベータがリリースされたときの発表や、またはドキュメントをご覧ください。VM に最高の IOPS を皆さんに。

- Posted by Kirill Tropin, Product Manager