担当しているプロジェクトを、後輩に引き継ぐことになりました。ドキュメントや、ドライブ等、プロジェクトに必要な資料はどんどん共有しているのですが、あっぷす先生、ほかにしておくべきことはあるでしょうか?
あっぷす先生:
プロジェクトを引き継ぐ場合は、ファイルを共有するだけでなく、権限を変更することも大切です。
本日は、Google ドライブのオーナー権限変更の方法についてご紹介します。
オーナー特有の権限も、あわせて解説します!
● ドライブのオーナー権限を変更する
ドライブ上で権限を変更したいフォルダを選択し、共有(人型のアイコン)をクリックします。ポップアップで表示される共有ボックスに新しいオーナーのメールアドレスを入力し、[完了] をクリックします。
*新しいオーナーが既にフォルダの編集権限を持っている場合は、この手順は必要ありません。
再度、共有ボックスを開き、右下にある[詳細設定]を選択。オーナー権限を譲渡したい相手の名前の横にある「共有権限メニュー」から「オーナー」を選択し、完了ボタンをクリックします。
上記方法でオーナー権限を変更することができます。
● オーナーに付与される権限とは
オーナーは、コメントや編集、他のユーザーとのファイル共有や共有停止、ファイルやフォルダの削除やオーナー権限の他のユーザーへの変更などが可能です。
ファイルやフォルダの削除、オーナー権限の譲渡はオーナーのみ可能ですが、それ以外の権限は編集者にも付与されます。これについても共有設定で、オーナーだけが変更できるように設定することもできます。
共有ボックスの完了ボタンの上に、現在の設定が表示されています。[変更] をクリックすると、[編集者がユーザーの追加と権限の変更を行えるようにする。] と [オーナーだけが権限を変更できます。] の選択肢を表示します。
[オーナーだけが権限を変更できます。] を選択して保存すると、権限はオーナーのみ付与されます。こうすることで、よりセキュアに管理することが可能になります。
● あっぷす先生の +1
複数のドライブやドキュメントのオーナー権限を、一括で変更できる方法もあるんです。
管理コンソールでの操作で、すべてのドキュメントのオーナー権限をユーザー間で譲渡することができます。管理コンソールはシステム管理者だけがアクセス可能なので、必要に応じてシステム管理者に依頼しましょう。
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