Japan 公式ブログ
Google の企業向けソリューションに関する公式な情報やユーザーの事例などを、いち早く皆さんにお届けします。
Google Cloud Next ’19 で行った 122 の発表
2019年4月19日金曜日
※この投稿は、米国時間 2019 年 4 月 13 日に、Google Cloud Blog に
投稿
されたものの抄訳です。
今年の Google Cloud Next ’19 は、皆さま、お楽しみいただけましたか。Google Cloud のコミュニティが結集し、多くの新しい技術について学び、また、お客様やパートナーの皆さまが、どのようにクラウドを用いてアイデアを実現し、ビジネスを推進しているのかを深く知る有意義な機会となりました。先週 Next ’19 で発表した、インフラストラクチャからアプリケーション開発、データ管理、スマートアナリティクス、AI、生産性向上、パートナーシップ関連に至るまでの数多くの新製品や製品アップデート、ソリューションなどの発表をまとめてご紹介します。
インフラストラクチャ
韓国ソウルおよび米国ユタ州ソルトレイクシティに
新たに 2 か所の GCP リージョン
を開設することを発表しました。これにより、グローバルネットワークをさらに強化し、世界でビジネス拡大を続けるお客様をサポートします。
ハイブリッド クラウド
Anthos
(旧 Cloud Services Platform)は Google Kubernetes Engine (GKE) および GKE On-Prem で一般提供を開始しました。お客様はオンプレミスまたはクラウド上のアプリケーションをデプロイ、実行、管理することができます。また、近いうちに AWS や Azure などのサードパーティ クラウドでも利用可能となる予定です。Anthos は ハードウェア、ソフトウェア、システムインテグレーションなど、30 以上のパートナーと連携しており、お客様における立上げや稼働を速やかにサポートすることができます。
Anthos Migrate
は、
Velostrata
の移行技術を採用しており、オンプレミスや他のクラウドの仮想マシン (VM) から GKE のコンテナに最小限の労力で直接かつ自動的に移行できます。
Anthos Config Management
により、“Single Source of Truth”(信頼できる唯一の情報源)をもとに、ロール ベースのアクセス制御とリソースのクォータを設定、強制して名前空間を作るマルチクラスタ ポリシーを作成できます。
サーバーレス
Cloud Run
は、フルマネージドのサーバーレス実行環境として、コンテナ化されたアプリケーションにサーバーレスの機敏性を提供します。
Cloud Run on GKE
は、GKE クラスタに、サーバーレスのデベロッパーエクスペリエンスとワークロードのポータビリティをもたらします。
オープン API とランタイム環境である
Knative
は、場所を問わず既存の Kubernetes クラスタに、サーバーレスなデベロッパーエクスペリエンスとワークロードのポータビリティをもたらします。
また、Cloud Functions と App Engine のプラットフォームにも
新たな投資
をしており、新しい第 2 世代ランタイム、新しいオープンソースの Functions Framework、および GCP リソースへのプライベート接続を含む追加のコア機能などを含んでいます。
DevOps/Site Reliability Engineering (SRE)
新たな
Cloud Code
は、IntelliJ や Visual Studio Code など、お好みのローカルな統合開発環境IDE(IDE)を拡張し、
Kubernetes上でのクラウドネイティブなアプリケーションの開発・導入が容易になります
。
API 管理
Apigee ハイブリッド
(ベータ提供)は、Apigee API 管理プラットフォームの新たなデプロイ オプションです。データセンターやお好みのパブリッククラウドなど、
どこでもランタイムをホスト
できます。
Apigee セキュリティ レポーティング
(ベータ提供)は、API のセキュリティステータスを可視化します。
これにより、
Apigee API 管理プラットフォーム
から直接、Cloud Functions( IAM による保護)、Cloud Data Loss Prevention(テンプレートサポート)、Cloud ML Engine、BigQuery など、さまざまな Google Cloud サービスをご利用いただけます。 拡張機能の全リストは
こちら
からご覧ください。
データ管理
データベース
近い将来 Google Cloud で利用可能に:フルマネージド データベース である Cloud SQL for SQL Server (アルファ提供)により、
既存の SQL Server ワークロードの移行
をサポートします。また、 Compute Engine 上の SQL Server を利用すれば Google から購入したライセンスを利用できます。
CloudSQL for PostgreSQL
でバージョン 11 のサポートを追加しました。また、パーティショニングの向上、ストアドプロシージャ、より多くの並列処理などの便利な新機能を追加しました。
Cloud Bigtable
でマルチリージョン レプリケーションを一般提供します。これにより、アプリケーションのニーズに応じて、リージョンをまたいで、もしくは全世界で Bigtable に格納されたデータを利用可能になりました。
ストレージ
Cloud Storage のさらに低料金なアーカイブクラス
は他の Cloud Storage クラスと同じ一貫性のある API で数ミリ秒のレイテンシで保管されたコンテンツにアクセスが可能です。
高性能なストレージのニーズに応えるマネージドファイルストレージである
Cloud Filestore
の一般提供を開始しました。
アクティブ - アクティブ の同リージョン内複数ゾーンにまたがるディスクレプリケーションを備えた
Regional Persistent Disks
の一般提供を来週開始します。
Google Cloud Storage 用の
バケット ポリシーのみ
(ベータ提供)は Cloud IAM のポリシーをバケット単位で、 Cloud Storage のバケットへのアクセスを一貫性を保ちながら統合されたアクセス制御で提供します。
同じアプリケーションコードを利用して保存した複数のオブジェクトに対してさらに高いセキュリティレベルでのアクセスを可能にする Google Cloud Storage 用の
V4 署名
のベータ版の提供を開始しました。HMAC(Hash-based Message Authentication Code)キーのほかに、 Google RSA キーも V4 署名リクエストをサポートしています。
Transfer Service 用の
Cloud IAM ロール
を公開しました。これにより、 IT 管理者とセキュリティ管理者は Cloud IAM の権限を利用して、転送ジョブの作成、読み出し、削除ができます。
ネットワーキング
Traffic Director
はサイドカー サービス プロキシにインテリジェントなトラフィック制御と設定を可能にし、
複数の Google Cloud リージョンにアプリケーションインスタンスをデプロイ可能にする
ことでお客様のサービスにグローバルな対障害性を提供します。
High Availability VPN
(近日ベータ提供予定)により、オンプレミスのデプロイメントと GCP の VPC を業界最先端の SLA 99.99 % で接続可能になります。
100 Gbps Cloud Interconnect
により、お客様のハイブリッドやマルチクラウド展開の相互接続が可能になりました。
Cloud Storage や BigQuery といった Google サービスや、サードパーティーの SaaS サービスを Cloud Interconnect や VPN を通じてセキュアに利用できるオンプレミスからクラウドへの
プライベート Google アクセス
の一般提供を開始しました。
Network Service Tiers
により、お客様が Google Cloud のネットワークをパフォーマンスもしくは価格に応じて、 Premium もしくは Standard Tier でワークロードごとに設定できるようになりました。
セキュリティ & 認証システム
セキュリティ
Access Approval
(ベータ提供)は、 GCP にあるデータやコンフィグレーションへのアクセスを、その実際の発生に先立って明示的に承認することのできる、業界初の機能です。
Data Loss Prevention (DLP) ユーザー インターフェース
(ベータ提供)は、わずか数クリックで DLP スキャンを実行でき、コーディングが不要なだけでなく、ハードウェアや仮想マシンの管理も必要ありません。
Virtual Private Cloud (VPC) Service Controls
(一般提供)は従来の VPC の枠を超えて、Cloud Storage バケット、Bigtable インスタンス、BigQuery データセットなど個別の GCP リソースについてセキュリティ境界を設定できるため、データの漏出リスクを軽減することができます。
GCP のための包括的なセキュリティ マネジメントおよびデータリスク プラットフォームである
Cloud Security Command Center
の一般提供を開始しました。
Cloud Security Command Center の Event Threat Detection は、Google 独自のインテリジェンスモデルを使い、マルウェア、クリプト マイニング、外部への DDoS 攻撃など、被害をもたらす脅威を迅速に検出します。
ベータ プログラムへのお申し込みはこちらから
。
Cloud Security Command Center の Security Health Analytics は、お客様の GCP インフラストラクチャを自動的にスキャンし、パブリック ストレージ バケット、オープンなファイアウォールポート、古くなった暗号化キー、無効になったセキュリティログなど、コンフィグレーション上のさまざまな問題の発見に役立ちます。
アルファ プログラムへのお申し込みはこちらから
。
Cloud Security Scanner は、クロスサイト スクリプティング(XSS)、クリアテキストのパスワードの使用、古くなったライブラリなど、お客様の GCP アプリケーション内の
脆弱性を検出
し、その結果を Cloud Cloud Security Command Center に表示します。App Engine は一般提供、GKE と Compute Engine はベータ提供です。
Capsule8、Cavirin、Chef、McAfee、Redlock、Stackrox、Tenable.io、および Twistlock を含むセキュリティ パートナーとの連携により、検出結果を統合するとともに、応答を迅速化します。詳細については
GCP Marketplace
をご覧ください。
Cloud Security Command Center の Stackdriver Incident Response and Management(近日ベータ提供)は、お客様の脅威への応答と修正をサポートします。
Container Registry 脆弱性スキャニング
(一般提供)は Ubuntu、Debian、および Alpine Linux のパッケージの脆弱性を検出し、お客様のコンテナ展開に先立って脆弱性を発見することができます。
Binary Authorization
(一般提供)はお客様の CI / CD システムと一体化してデプロイ時のセキュリティを制御し、要件を満たさないイメージのデプロイを阻止します。
オープンソースの gVisor プロジェクトをベースとする
GKE Sandbox
(ベータ提供)は、マルチテナントのワークロードを対象とした隔離機能を追加し、コンテナエスケープの防止とワークロードのセキュリティ改善を支援します。
Managed SSL Certificates for GKE
(ベータ提供)は、お客様の GKE ingress 証明書について、完全なライフサイクル マネジメント(プロビジョニング、デプロイ、更新、および削除)を行います。
Shielded VMs
(一般提供)はお客様の Compute Engine VM インスタンスの整合性を検証し、情報漏洩を防止します。
Policy Intelligence
(アルファ提供)は ML を活用し、ポリシーの理解と管理を支援するとともに、リスクを軽減します。
Phishing Protection
(ベータ提供)では、安全でない URL を
Google Safe Browsing
に迅速に報告し、Cloud Security Command Center でそのステータスを確認することができます。
reCAPTCHA Enterprise
(ベータ提供)は、お客様のウェブサイトをスクレイピング、クレデンシャル スタッフィング、自動化されたアカウント作成などの不正行為から防御します。大きな被害をもたらす自動化されたソフトウェアによる攻撃の阻止を支援します。
認証システムとアクセス管理
BeyondCorp Alliance の開始などを含む
Context-aware アクセス
の機能拡張により、ユーザーの認証とアクセスの要求のコンテキストによるきめ細かい粒度のアプリおよびインフラストラクチャへのアクセス制御の定義および強制を支援します。
フィッシング攻撃に対する最高レベルの防御である、
Android 搭載 携帯端末のビルトイン セキュリティキー
の提供を開始しました。
数千の追加アプリへのシングル サインオンや人事管理システム(HRMS)との統合などを含む、
Cloud Identity
の強化を発表しました。
Identity Platform
の一般提供により、お客様の開発したアプリやサービスへ認証管理システムとして追加することが可能になります。
スマートなアナリティクス
データ アナリティクス
Data Fusion
(ベータ提供)はフルマネージドのクラウドネイティブなデータインテグレーションサービスです。 BigQuery などに対し、様々なデータソースからデータを統合し、取り込むことが可能です。
BigQuery Data Transfer Service が
100 以上の SaaSアプリ
に対応 しました。コードを一行も書かずにデータウェアハウスとの統合を行えます。
Cloud Dataflow SQL
(パブリック アルファ提供)は使い慣れた SQL でバッチおよびストリーミングのパイプラインを構築可能にします。
Dataflow Flexible Resource Scheduling(FlexRS)
(ベータ提供)はコスト削減の柔軟さを兼ね備えたバッチ処理ジョブを可能にします。
Cloud Dataproc autoscaling
(ベータ提供)は Google Cloud Platform 上で Hadoop と Spark クラスタのプロビジョニングとデコミッショニングに伴うお客様の負担を解消し、Google の他のデータ アナリティクス プラットフォームと同じサーバーレスの利便性を提供します。
Dataproc Presto job type
(ベータ提供)は、Cloud Storage や Hive メタストアなど分断化されたデータ ソースに対し、よりシンプルなアドホック Presto クエリを実行できるよう支援します。両方のクエリとスクリプトが、ネイティブ Dataproc APIの一部として実行できるようになりました。
Dataproc Kerberos TLC
(ベータ提供)は Kerberos に対するすべてのAPI のサポートを通じ、Dataproc 上で Hadoop のセキュアモードを可能にします。この新たな統合により、クロスレルム間の信頼性、 RPC と SSL の暗号化、および KDC アドミニストレータのコンフィグレーション機能を提供します。
BigQuery BI Engine
(ベータ提供)は、インメモリの分析サービスで、膨大かつ複雑なデータをほぼ瞬時に可視化、分析、操作を可能にします。パートナーツールによるビジュアル分析もオプションとして用意されています。
Connected sheets
は BigQuery のパワフルさをシンプルなスプレッドシートのインターフェースと統合した新しい種類のスプレッドシートです。何回かクリックするだけで、データをスプレッドシート上のダッシュボードとして可視化し、セキュアに組織内で共有が可能です。
BigQuery ML
(一般提供)は、SQL クエリにより呼出可能な新しいモデルを搭載しました。
BigQuery: k-means clustering ML
(ベータ提供)は、BigQuery 内 Standard SQL を通じ、お客様が指定する軸や属性に基づいてデータ ポイントのグルーピングを設定することができます。
BigQuery: import TensorFlow models
(アルファ提供)では、お客様のTensorFlow モデルをインポートし、それを BigQuery から直接呼び出すことにより、分類子や予測モデルを BigQuery から直接作成できます。
BigQuery: TensorFlow DNN classifier
は、多数の特徴やシグナルに基づくデータ分類を支援します。BigQuery の Standard SQL インターフェイスから、お客様が選択した DNN モデルのトレーニングおよび展開を実施でききます。
BigQuery: TensorFlow DNN regressor
を使用することで、TensorFlow 内で回帰分析を設計し、次いで BigQuery 内で呼び出すことによりデータのトレンドラインを生成することができます。
Cloud Data Catalog
(ベータ提供)はフルマネージドのメタデータ探索とメタデータ管理のプラットフォームです。大規模な組織内で保持しているデータ資産を即時に探索、管理、保護を可能にし、データ資産の理解を支援します。
Cloud Composer
(一般提供)は、マネージされた Apache Airflow サービスにより、複数のクラウドにわたるワークロードのオーケストレーションを支援します。
AI と機械学習
AI Platform
(ベータ提供) はデータの準備、機械学習モデルの構築、実行、そして管理を一つのインターフェースで統合し、 ML プロジェクトを管理可能にします。
AutoML Natural Language
によるカスタム エンティティ抽出とセンチメント分析(ベータ提供)により、入力テキストからカスタム フィールドを特定および単離し、また、非構造化データにおいて各業界に特化したセンチメント分析モデルのトレーニングや実施が可能になります。
AutoML Tables
(ベータ提供)により、構造化データを基に予測的なインサイトを導きだすことが可能になります。モデリング用のデータは BigQuery、Cloud Storage、およびその他のソースから取り込むことができます。
AutoML Vision
object detection(ベータ提供)は、画像内の複数オブジェクトを検出するとともに、オブジェクトの場所を特定するためのウンディング ボックスに関する情報を提供します。
AutoML Vision Edge
(ベータ提供)はエッジでの高速、高精度なモデルのデプロイと、ローカル データに基づいたリアルタイムのアクションを可能にします。
AutoML Video Intelligence
(ベータ提供)により、アップロードした動画とカスタムタグ情報を元に、動画中のカスタムタグ情報を検知するモデルをトレーニングできます。このモデルを活用することで、動画へのカスタムタグ付与作業の自動化、特定のカスタムタグを持つ動画の検索が容易になります。
Document Understanding AI
(ベータ提供)は、スキャンまたはデジタルドキュメントを、自動的に分類、 抽出及びデジタル化するための、
スケーラブルで、サーバーレスなプラットフォーム
を提供します。
Vision Product Search
(一般提供)はモバイル アプリケーションにビジュアル検索機能を組み込むことができます。
ユーザーは、自身の撮影した商品画像から、それに類似した複数の商品画像を小売店の製品カタログから取得する
ことが可能です。
Cloud Vision APIの機能拡張
(ベータ提供)により、バッチ予測の実行が可能になりました。またドキュメント上のテキスト検出機能により、PDFのオンライン抽出や、スキャン(ラスタライズ)されたテキストや、レンダリングされたテキストが混じっているファイルも検出できるようになりました。
Cloud Natural Language APIの機能拡張
(ベータ提供)がロシア語と日本語にも対応、さらに領収書や請求書のためのエンティティ抽出機能が組み込まれました。
新しい
Translation API V3
では、翻訳時に優先して使用するボキャブラリや用語を定義でき、ブランドごとの用語を翻訳ワークフローに容易に組み込めるようになりました。
Video Intelligence APIの機能拡張
(ベータ提供)によりコンテンツ クリエイターは、ビデオ映像内でタグ付けされた項目を検索することができます。この API は OCR(一般提供)、オブジェクト トラッキング(一般提供)、および新たにストリーミング ビデオへの注釈機能(ベータ提供)にも対応しました。
Recommendations AI
(ベータ提供)は、顧客エンゲージメントとビジネス成長を加速するため、小売企業が顧客毎にパーソナライズした 1 対 1 のレコメンデーション体験を提供することをサポートします。
Contact Center AI
(ベータ提供)は、コンタクトセンターにおけるモダンで直観的なコンタクトセンターにおけるカスタマーケア体験をサポートします。
GCP 上の Windows ワークロード
Microsoft のワークロードについては、Google Cloud からオンデマンドでライセンスを購入できます。加えて、
お手持ちのライセンスを GCP 内で使う
ことも可能になりました。
ストリーミング マイグレーションツールである Velostrata 4.2 が近日利用できるようになり、
単一テナントノードが必要な Microsoft のワークロードのみをタグ付けし
、自動的に既存のライセンスを適用できるようになります。
Microsoft Active Directory(AD)のマネージドサービス
が近日利用可能となります。お客様の AD 依存のワークロードを管理するために、高可用性を備え、 Google Cloud サービスとしてハードニングされた Microsoft AD は AD サーバーのメンテナンスとセキュリティの設定を自動化し、お客様のオンプレミスの AD ドメインをクラウドに拡張します。
フルマネージドなリレーショナルデータベースサービスである
Cloud SQL
が Microsoft SQL Server をサポートします。また、
Anthos
における Microsoft 環境のハイブリッド環境へのデプロイメントもサポートする予定です。
生産性とコラボレーション
G Suite
G Suite と Google アシスタントの連携(ベータ提供)ができるようになりました。
次のミーティングの時間と場所を把握
でき、スケジュール変更もすぐに確認できます。
G Suite アドオン
(近日ベータ提供)により、使い慣れた業務アプリケーションへのアクセスを、複数のアプリケーションやタブを切り替えことなくG Suite のサイド パネルから行えるようになります。
Cloud Search
のサードパーティ接続(一部のお客様に一般提供)により、サードパーティのデータ ソースも含めた企業内のデジタル資産や人材を検索、そして発見することが可能になります。
Drive metadata
(ベータ提供)G Suite 管理者(代理の担当者も含む)は、検索でコンテンツを見つけやすくするためにメタデータ カテゴリや分類を作成できます。
Hangouts Meet
のアップデートには、自動字幕(一般提供)、ライブストリーミングを「一般公開( Public )」にする機能(近日提供)、参加者上限数( 250 名)の引き上げ(近日提供)が含まれます。
Google Voice for G Suite
(一般提供)は、企業が場所やデバイスを問わずに使える電話番号を提供します。Google AI を用いて、ボイスメールの書き起こしや、スパムコールのブロックを行うこともできます。
Hangouts Chat into Gmail
(ベータ提供)を使用することで、チーム内のコミュニケーションを Gmail 画面の左下区域で簡単に行えるようになります。また、その場所には参加者、ルーム、ボットが表示されます。
Googleドキュメント、スプレッドシート、スライドにおけるOffice 編集機能
(一般提供)を利用することで、Office ファイルのフォーマットを変換することなく、G Suite から直接編集することができるようになります。
Google ドライブでの
ビジター共有
(ベータ提供)は、PIN コードを持つ社外の人を招待し、G Suite 内のファイルをG Suiteアカウントを持たないユーザーに共有することができます。
Currents
(エンタープライズ向け Google+ の新しい名称)(ベータ提供)は、従業員が役職や地理的距離の壁を越えて他の従業員と知識を共有し、実りある議論を展開できる場となりました。
アクセスの透明性
(エンタープライズ用 G Suite のお客様向けに一般提供)は、Google Cloud の従業員がサポート目的でアクセスするデータの詳細な可視性を実現します。
データ リージョン
を強化し、バックアップデータはの対応と対象アプリケーションが追加されました。
フィッシングと不正なソフトウェアに対する高度な保護機能
(ベータ提供)を利用することで、管理者は異質な添付や、Google Groups 内にあるドメインになりすましたインバウンドメールに対して、安全性を確保します。
G Suite 向けの
セキュリティ センター
と
アラート センター
のアップデートにより、管理者が脅威に対処できる統合的な改善策を実施できるようになりました。
Chrome
Google 管理コンソール内で利用できる
Chrome Browser Cloud Management
を使用すると、Windows、Mac、Linux 環境のブラウザーを 1 か所で管理できます。使用中のブラウザーを表示し、各ポリシーの設定と適用を、1 つの場所から設定できます。Chrome Browser Cloud Management は、すべてのエンタープライズ向けにオープン化されており、他の Google 製品を利用していないお客様でも利用可能です。
お客様
最新情報:「
2019 Customer Voices book
」では、7 つの主要産業にわたる 40 社の Google Cloud のお客様からの声を紹介しています。
Australia Post
は、Google Cloud を利用しオンラインと対面での接客の両方において、いかにお客様にサービスを提供するかを詳しく紹介しています。
Baker Hughes
は、Google Cloud を使用して、複雑な産業規模の問題を解決する、高度なアナリティクス構築の事例を示しています。
Colgate-Pamolive
は、同社がどのように G Suite を活用しているかを紹介するとともに、GCP を使用したデータ分析ならびに SAP ワークロードの Google Cloud への移行によってどうビジネス変革を実現しているかを紹介しています。
Kohl’s
は、今後 3 年間でアプリケーションの大部分をクラウドに移行する計画を紹介しています。
Fortune ランキングで 6 位の
McKesson
は、共通のプラットフォームとリソースにより、顧客や医療業界にさらなる価値を提供するという目標を示しています。
Procter & Gamble
はデータの保存、分析、アクティブ化にGoogle Cloud を活用する事例を紹介しています。
Unilever
は、より迅速なインサイトの創出や顧客ニーズをより深く理解するために、翻訳、ビジュアル分析、自然言語処理(NLP)などの Google Cloud AI ツールを活用しました。
UPS
は、Google Cloud の分析ソリューションを活用して毎日 10 億件以上のデータポイントを収集、解析していると述べています。
Viacom
は、65 ペタバイト以上のコンテンツの自動タグ付け、検出、インテリジェンスに Google Cloud を採用した理由を説明しています。
Whirlpool
は、G Suite を活用して従業員のコラボレーションを根底から変革しています。
Wix
は、自社の Corvid 開発基盤により、デベロッパーがコラボレーションを通して、高度なウェブアプリケーションを、より迅速かつスマートに構築できるよう支援しています。Next では、デベロッパーが Corvid と Dialogflow を使ってわずか 60 秒足らずでチャットボットを構築するデモを行いました。
パートナーシップ
Cisco
、
Dell EMC
、
HPE
、
Lenovo
のパートナー各社はそれぞれのハイパーコンバージド インフラストラクチャ上でお客様向けに Anthos を提供します。各社のソリューションスタックで Anthos を検証することによって、Google との共通の顧客企業はそれぞれのストレージ、メモリ、パフォーマンスへのニーズに応じてハードウェアを選択できるようになります。
Intel
は開発者、 OEM 、システムインテグレーター向けのプロダクションデザインを公開し、Intel の検証済みハードウェアとチャネルマーケティングプログラムを提供して、企業への Anthos の導入を加速します。
VMware
と Google Cloud は、Anthos 向けの SD-WAN および Service Mesh のインテグレーション で連携することを発表します。
Google Cloudと
Confluent
、
MongoDB
、
Elastic
、
Neo4j
、
Redis Labs
、
InfluxData
、
DataStax
は
OSS における戦略的なパートナーシップ
を締結しました。各社が緊密に連携して OSS を中心とした技術を GCP に統合し、管理、請求、サポートのすべてを通じたシームレスなユーザー体験を提供します。
Accenture
は顧客エクスペリエンストランスフォーメーションの新たなエンタープライズ向けソリューションにおける、戦略コラボレーションの拡大を発表しました。
Deloitte
はヘルスケア、金融、小売業界向けの変革ソリューションを発表しました。
Atos and CloudBees
は GCP 上で稼働するあらゆる DevOps ソリューションをお客様に提供するパートナーシップを発表しました。
Salesforce
はコンタクトセンターの AI を Salesforce のサービスクラウドや Dialogflow のエンタープライズ版に取り入れ、Salesforce Einstein プラットフォームに組み込みます。
G SuiteとDropboxの新たな統合
により、Dropbox から直接、Google ドキュメント、スプレッドシート、スライドなどの G Suiteファイルを作成、保存、共有できます。
Docusign
は G Suite との統合を拡張する 3 つの新たなイノベーションを導入しました。
AI および機械学習に関し、
Avaya
、
Genesys
、
Mitel
、
NVIDIA
、
Taulia
、
UiPath
を始めとする多数のパートナー発表を行いました。
Google Cloud の 3 つの新しい専門領域で
21 のパートナーがスペシャライゼーションを取得
し、今後も多数の企業が取得予定であることを発表しました。
Google Cloud
認定マネージドサービスプロバイダー(MSP)は拡大
しています。Next ‘19 では、共通のお客様が Google Cloud ジャーニーの加速を支援できるパートナーを見つけやすくするための、認定パートナー向けMSP Initiative バッジの導入を発表しました。
2018 年 Partner Awards の輝かしい受賞者を発表しました。全リストは
こちら
でご確認いただけます。
最後に、123 件目の発表です。Google Cloud Next ’20 は、2020 年 4 月 6 日から 8 日の日程で、再びサンフランシスコの Moscone で開催します。皆さまにお会いできるのを楽しみにしています。
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