Japan 公式ブログ
Google の企業向けソリューションに関する公式な情報やユーザーの事例などを、いち早く皆さんにお届けします。
2014年、Google のセキュリティへの取り組みについて ~総括~ 攻撃されにくく、より簡単に防御ができるように
2014年12月26日金曜日
本投稿は、12月18日に、Google for Work、Director of Security の Eran Feigenbaum によって投稿されたものの抄訳です。
皆さんが利用するデジタル情報は、安全でいつでも必要な時に使えるべきだと私達は考えています。オンライン上では、2014年にも、悪意を持った第三者によるセキュリティを犯すような事件や事故がみられましたが、悪意を持った人たちよりも一本先を進み続けることが大切だと考えています。Google は、攻撃されにくく、簡単に防御できるような仕組み作りに日々取り組んでいます。革新的なセキュリティ技術が必要とされるなか、その技術をいかに簡単に使用できるかも重要です。
Google では、セキュリティを極めて重要視しており、あらゆる製品や活動に組み込んでいます。これは、インターネット上の悪意あるユーザから、
データーセンター
やユーザーが利用しているデバイスを守ること、セキュリティコミュニティと協力するなどです。
2014年、Google は、これまで以上に高度なことに挑戦しました。新たな
セキュリティ チーム
(Announcing Project Zero)を立ち上げ、Google のエンジニアは、
Heartbleed
や
Poodle
といったインターネットの根幹を揺るがすような脆弱性の発見・修正に貢献し、さらに、顧客情報の安全性を向上する確実なステップを踏んできました。
2010年より、Gmail は既定で暗号化していましたが、2014年より、ユーザーが送受信する全てのメールについて、また、 Google のデーターセンター内における通信についても全て暗号化するようにしました。
ブラウザとメール受信者の間の通信を暗号化する Chrome 機能拡張 End-to-End をリリースしましたが、去る12月18日、
本機能をオープンソースコミュニティに対して GitHub にて共有するようにしました。
Google は
Google ドライブ
にファイルをアップロードする際の通信経路を暗号化するのみならず、Google サーバー内で保存されている時にも暗号化されることを保証しました。
Google は、お使いのコンピュータの USB ポートを介して第二要素認証を行う物理的セキュリティキーの提供を開始しましたが、さらに、お客様の組織において、管理者がより簡単に管理できるような仕組みづくりにも取り組んでいます。
IT ご利用環境に対してビジネスユーザがより権限を行使できるような機能として、
ユーザーのアカウントを保護するためのウィザードや、デバイスの動作を監視するための新しいダッシュボードを提供しました。
アンドロイド5.0 Lollipop
の新しいセキュリティ機能を使って、簡単に、仕事で使用しているデバイスの安全性を強化できるようになりました。
デバイス管理ソリューション
を再構築し、
iOS7、8をサポートできるようにするとともに、iPhone6、6 Plusをサポートできるようになりました。
上記に加え、Google Apps for Work、Education、Government、あるいは、Non-Profit (非営利)に対し、
広告の配信を停止
しました。セキュリティについては、第三者の監査機関により定期的に監査されますが、2014年の夏に、
SOC3 セキュリティ 監査報告書上
で、詳しい結果が著されています。
また、
ISO 27001の認証
が更新され、Google Cloud Platform は
PCI 標準の認定
を受けました。クラウド コンピューティングのための
新しい ISO27018 のプライバシー標準の策定に参画し、今後もこういった活動を継続していきたいと考えています。
来年は、またオンライン上での脅威が続き、攻撃もより洗練されたものになっていくことは想像に難くありません。例えば、パスワード
機構の向上のための
Android における Smart Lock
機能を提供したり、また
、
Captchas での複雑な文字
判別に代わる認証技術を開発するなど、
私達もより高い技術力を持って対抗したいと思います。2015年にも、セキュリティへの投資を続け、ユーザーにとってよりシンプルで使いやすく、透明性の高いサービスを提供し続けられるように努力します。
[GCP] gcp ja night #29 - BigQuery, Kubernetes, GAS, そして GCP ユーザーグループ (GCPUG) が設立されました
2014年12月19日金曜日
Posted by Google Cloud Platform チーム
年の瀬も押し迫り、寒さも身にしみてきますね。
12 日の六本木もそんな寒い夜でしたが、200 名以上もの GCP ユーザーが集まって
29 回目の gcp ja night
が、ほっこりと開催されました。場所は、株式会社フリークアウトさんの
ヒルズガレージ
をお借りしています。
ピザとビールを楽しみながら、4 つのセッション(各 30 分)と 2 つのトーク(各 15 分)が行われました。その模様を、簡単なレポートと、Hangouts on Air で
中継されたビデオの録画
で一緒に振り返りましょう。
* 各セッションの内容は発表者個人の意見としての発言であり、発表者の所属する企業・組織と関係するものではありません。
トレタの BigQuery / Google Apps Script 活用術
GCP に含まれるサービスではありませんが、今回参加された皆さんは
Google Apps Script (GAS)
にすごく興味を持たれたのではないですか?
@masuidrive
さんによるセッションは、会社で導入している
Slack
を勤怠管理にも使ってしまおうと、GAS で Bot を作り Google スプレッドシートに勤怠データが保存される「
みやもとさん
」の開発過程を紹介してくれました。「おはようございます」「お疲れさまでした」とチャットに書けば出退勤として記録される、そのアイデアも面白いのですが、なにより時間をかけずに GAS で作ってしまう発想に驚嘆します。
後半は、
BigQuery
も同様に GAS と Google スプレッドシートで制御するという内容です。サービスの利用状況を BigQuery で解析し、それを
Google スプレッドシート
に保存しながら、Slack にも書き込む、これを GAS で制御しています。BigQuery のクエリーなどの設定も Google スプレッドシートに記載して、誰にでも編集し易いようにしているそうです。
GAS を使うことで、非開発者の人でも Google Apps の使い慣れた UI を利用しながら、BigQuery のような Web のいろいろなサービスを組み合わせて使える仕組みを容易に開発でき、Google Apps の共有機能を使えば、誰がどの情報を編集・閲覧できるのかの制御も容易です。さらに多くのワークフローを簡単にできそうですね。
Kubernetesの機能とデモ、開発体制について
Kubernetes
の読み方わかります?キュゥべえ!?
詳しくはビデオで聞いてください。
@yugui
さんは、Kubernetes の機能やアーキテクチャ、そして実際にデモを動作させながら、時間の限り詳細に説明してくれました。Docker コンテナのオーケストレーションという課題、それに対し現在様々なプロジェクトが現れ、その中の何が決定的なプロジェクトとなるかはわからないとしながら、Kubernetes だけでなく、
Fleet
や
Mesos
などのプロジェクトの良さについても Kubernetes と比較して教えてくれています。
その中で Kubernetes は、特別なテクノロジーではなく、比較的あたりまえのテクノロジーが使われており、それは Google のこれまでの経験から積み重ねてできているということ。そして開発体制も Google 以外の人が参加しながら速いスピードで発展していき、自らに固執することなく、調査を重ね正しい選択のできる体制である、それ故に Fluentd や Kibana などの他の優れたプロジェクトを利用するに至っているとのことです。
dotCloud の内部プロジェクトとして生まれた Docker。dotCloud のサービスは cloudControl へと移り、今では
GCP 上で運用されていること
を以前お伝えしました。一方で Docker は急速に普及し、そのジョブスケジューラーとして生まれた Kubernetes は、
Google Container Engine
(GKE) に組み込まれ GCP の 1 つのサービスとなりました。こういった変遷も面白いですね。
さて、ここまでで前半が終わりです。ビールとピザの時間を挟んで後半が始まります。
会場には、以前
事例として紹介
させていただいた、ゲーム攻略完全図鑑の千葉さんもいらしていました。
ログだけじゃない!BigQuery使おうぜ!とGCEも使えるよ
株式会社セブン&アイ・ネットメディア オムニチャネル推進事業部 中村悟さん、若林正裕さんによる、BigQuery を実際に大規模な業務で利用している経験を、楽しく聞かせてくれます。この内容だけは実際に会場に来た人だけの特権として非公開です。会場は興味と笑いに溢れ、とても濃い内容を聞かせてくれました。
トピックだけ紹介すると、
Google Analytics Premium
(GAP) と BigQuery の連携。GAP だけでは見えにくい部分が BigQuery で判明し、そして新しい仮設が成り立つということ。そして BigQuery の良い所、悪いところ、これからやりたいこと、やってほしいこと。
話の中で、@masuidrive さんと同様に、GAS との連動やデータの非正規化といった話題が出ました。BigQuery 実際に使っていく中で導かれたやり方として参考になるのではないでしょうか。
GCP最新動向まとめ
GCP の
最近のアップデート
については既に紹介してきましたが、この半年だけでも、振り返ってみると GCP の変化と進化を実感します。
おなじみ
@kazunori_279
、Kaz さんです。個々の情報はビデオを見ていただくとして、一部だけ紹介します。
最大 680k IOPS にも達する
Local SSD
。この性能では、ディスクよりもむしろ CPU がボトルネックになってくるそうです。
先ほども Kubernetes での Fluentd の話がありましたが、
Google Cloud Logging
で採用された Fluentd は、それを契機に GCP のいろいろな部分で利用されることになりました。もちろんそれは純粋に技術的評価の上で。
新しく GCP の仲間に加わった
Firebase
の話では、先日の
Google Cloud Platform Live
のビデオを交え紹介してくれています。中核となっているのは Firebase Realtime Database、NoSQL の JSON Database ですが、そこに接続しているユーザーがリアルタイムにシンクする仕組みと、そのユーザーマネージメントから成り立ち、アプリケーションによっては、サーバサイドのコードを書くことも必要なくリアルタイムにコラボレーションするアプリケーションの開発が可能になります。
この他にも、
Google Compute Engine
と
Autoscaler
、GKE、オンプレミスと Google とを接続できる
Direct Peering
、
Carrier Interconnect
、
VPN
といったGoogle Cloud Networking、そして
Managed VMs
の話もありますので、是非ビデオをご覧ください。
それにしても、日本人エンジニアが生み出したテクノロジー Fluentd が、しっかりと評価された上でこのように利用されることは嬉しくなりますね。詳細は、Qiita に書かれている「
Google、FluentdをKubernetesとCompute Engineの標準ログコレクタに採用
」を読むとより良くわかります。
Firebase の話の中で出てきた
Operational Transformation
は、例えば Google Docs の共同編集のように、整合性の維持とコンカレンシー制御の技術です。
Google Drive Realtime API
でも使われていますが、
Firepad
での Firebase の実装も試してみることができます。そして、Firepad のページのデモで Firebase のリアルタイム性を確認できると同時に、GitHub のソースコードを読むと、フロントエンドのアプリケーションだけで、バックエンドのコードを書く必要がないということもわかります。
ここでは内容を記載していませんが、標準でネットワーク構成が可能な GCP に、Carrier Interconnect などで直接自社のネットワークを繋げられるようになり、
Windows インスタンスを実行できるようになった
こととあわせて、エンタープライズ システムのクラウドへの拡張が容易になったことも、大きな変化と言えるかもしれません。
Monitoring Kubernetes
ここからは 15 分間での発表となります。ところで、Kubernetes だけでなく kubelet や kubecfg は何と読むのでしょう?
@stanaka
さんは、Kubernetes クラスタのモニタリングには、Minion とその中の Docker コンテナのステータスを知る必要があることや、Kubernetes には
Grafana
によるダッシュボードが用意されていますが、それが内部的にどのような要素が関連し構成されているのかについて話してくれます。詳しくは、
Monitoring Kubernetes
として話した内容をまとめられています。
GCPユーザーグループ「GCPUG」設立のお知らせと GCP Advent Calendarの話
本日最後の発表です。
@soundTricker318
さんから、Google Cloud Platform User Group、略して GCPUG 設立のお知らせです。ジーシーパグと読みます。今回の gcp ja night も 250 名定員のところ300 名以上の応募があり、もっと多くの人に、もっと参加しやすくなるようにと設立されました。ミッションはGCPの普及と、GCPの良いところを伸ばし、よくない所を改善するとのことです。誰でも支部を作成でき、GCPUG のロゴの改変も自由に行えます。まずは、
GCPUG のサイト
で参加登録をしましょう。東京での第1回は、来年 1 月 14 日を予定しているそうです。
印象に残る可愛いロゴですよね。
もう一つ、
GCP Advent Calendar
は、この日講演してくださった皆さんの中で参加されている方もいます。参考になることが、たくさんあると思いますよ。
さて、GCPUG も発足し、今回参加できなかった皆さん、場所的に参加できない皆さんも、これからはいろいろな場所で参加できるようになってくると思います。そう考えると、とても嬉しいです!
来年は、GCPUG の発展、そして皆さんが GCP で何を生みだすのか、とても楽しみにしています。
Gmail、意図せぬ振る舞いへの対応(コンテント セキュリティ ポリシー)
2014年12月17日水曜日
Gmail の安全性と信頼性は非常に重要です。そのため、私達は、
安定したプロキシーサーバーを通したメール添付画像の表示
(英語)、あるいは、
HTTPS による通信暗号化の強制
(英語)などをはじめとして、日々キュリティの向上に務めてます。そして、本日より、PC 向け Web UI の Gmail は、コンテント セキュリティ ポリシー(CSP)の実装により、さらに安全性に富んだものとなります。
Gmail にはたくさんの機能拡張がありますが、残念ながら、Gmail のセッションを妨げるコードをロードしたり、マルウェアの影響を受けてしまう可能性があるものもあります。一方、本日より実装される CSP は、これら悪さをする機能拡張をはじめとし、安全ではないコードがロードされることがないように、Gmail ユーザーを防御します。
人気があり、また、振る舞いも良い機能拡張については、既に標準の CSP と連動するようアップデートしました。機能拡張に何らかのトラブルああった場合は、最新のバージョンをオンライン上からダウンロードして下さる様にお願いします。(例:Chrome のユーザーの方々は
こちら
をご覧下さい。)
CSP は、Gmail を安全にお使いいただくための一例に過ぎません。他のツールなどについては、
Google Security Center
をご確認ください。
本内容は、米国時間12月16日に Gmail Security、Software EngineerのDanesh Irani によって
投稿された内容
の抄訳です。
「Google for Work マル秘活用術」 株式会社スペースタイム
2014年12月16日火曜日
Google for Work マル秘活用術、今回の投稿は株式会社スペースタイムの活用術をご紹介します。
株式会社スペースタイムは、サイエンスを中心とした “学び” と “集い” をデザインするコンテンツ制作会社。ポスターやパンフレットなどの印刷物、グラフィックデザイン、Web サイト、動画といったさまざまなメディアにおいて、学びたい人と学びを提供したい人をつなぐコンテンツ制作を手がけています。
同社では社内プロジェクトの管理に Google サイトを活用、特に英語版ウェブサイトの制作を依頼されたときに、Google サイトが威力を発揮しているそうです!
「英語版ウェブサイトは、外国人の先生やスタッフと共同で作成することが多くあります。その時、制作過程を共有するプロジェクトサイトを Google サイトでつくれば、UI をそれぞれの母国語で見ることができます。類似のツールも検討しましたが、多言語対応機能が備わっているのは Google サイトだけでした。これは大きいですね」と代表の中村さんは語ります。
同社ではそのほかに、Google カレンダーで社員全員の予定を共有したり、Google ドライブを使って外部ライターに依頼したテキストの共有、修正を行う等、プロジェクト管理や制作プロセスのさまざまな場面で Google for Work を活用されています。
また、メインクライアントである北海道大学が行っている「 GiFT 」( Global Issue for Tomorrow )というイベントでは、Ustream や Google+ ハングアウトを利用してそのライブや動画の配信も手がけるなど、社内の業務管理やコミュニケーションのみならず、ビジネスそのもののツールとしても Google 製品を使いこなしています!
株式会社スペースタイム
http://www.stxst.com/
多言語サイトの制作をされる方、海外の方とのコミュニケーションが多いプロジェクトを進行される方は、Google サイトの活用を検討されてみてはいかがでしょうか?
● 株式会社スペースタイムのさらに詳しい活用法のご紹介は
こちら
【皆さまの Google for Work 活用術を大募集!】
「こんな使い方がある」「こうした方が便利」など、働き方をより良くするためのヒントをぜひ教えてください。Google for Work をご利用いただいている企業、団体、チームの紹介も兼ねて掲載いたします。
こちらのフォーム
よりふるってご応募ください!
#GfWtips
[GCP] Google Cloud Platform が支える、新感覚リアルタイム RPG ユニゾンリーグ - 株式会社エイチームの GCP 導入事例
2014年12月16日火曜日
スマートフォンでゲームをする人なら「
レギオンウォー
」や「
ダークサマナー
」というタイトルの RPG で、実際に遊んだことがある人、あるいは今も熱中している人も多いのではないでしょうか。
開発している
株式会社エイチーム
(Ateam Inc.) は、名古屋に本社があり、エンターテインメント事業として、多くのスマートフォンやタブレット向けデジタル コンテンツの企画と開発を手がけ、一方でライフスタイルサポート事業として日常生活に密着した比較サイトや情報サイトの企画から開発、運営を行っています。
今回エイチームから、スマートフォン向けの新感覚リアルタイム RPG「
ユニゾンリーグ
」がリリースされました。複数のプレイヤーでリアルタイムに行われる、ギルドバトルとクエストバトル、そしてユニゾンアタック、仲間とリアルタイムにプレイすることの面白さが凝縮された RPG ユニゾンリーグ、そのバックエンドは
Google Cloud Platform
(GCP) で構築されています。担当された、エンターテインメント事業本部 安藤 加奈子さんにお話をお聞きしました。
今回リリースされた、ユニゾンリーグで、Google Cloud Platform を初めて利用されるそうですが、何か理由があったのですか
きっかけは、GCP の東京で行われたカンファレンス(4 月 22 日にグランドハイアット 東京で行われた Google Cloud Platform セッション)に参加したときです。そこで GCP は GCP のために作られたサーバ環境ではなくて、Google が自社のサービスのために作った環境を一般にも公開する形ではじめたサービスということと、バックボーンにあるグローバルのネットワーク帯域がかなり確保されていて、レイテンシが最小限であるという内容を聞きました。ユニゾンリーグは、日本と世界中で配信する予定のゲームでしたので、グローバルでのリージョン間の通信が速いところが魅力に感じて、使うのは初めてでしたけど、GCP を導入してみようと思ったんです。
初めてとなると困ることもあったと思いますが、どうやって進めていったのですか
あまり困った記憶はないです(笑)。インスタンスの生成とかも、コンソールから視覚的に直感的に触れるのであまり苦労しなくて、インスタンス立ち上げてしまえば普通のサーバで、好きなようにさわれますから。使いやすいのは、しばらく使わないと思ったら、そのインスタンスを削除して、また使いたくなったらスナップショットから立ち上げる。その細かい単位での使い回しがし易いことです。
リリース当初は、多くのユーザーの皆さんが利用することを想定していますが、想定よりも足りなかったときに、即座に対応できる体制は必要だと話していた中で、 同じ設定を展開する準備だけしておけば、すぐに同じサーバを追加できることはすごく魅力的です。そこはすごく大きいところです。
Google Compute Engine (GCE) インスタンス使い、どのようなアーキテクチャでユニゾンリーグは構築されたのですか
一般的な Web の、HTTP サーバがあるような構成ではなくて、WebSockets を使っています。ゲームをしている端末からHTTPのようにリクエストのたびにアクセスしにくるのではなくて、ゲームログイン時にアクセスすると、そのままずっとソケットを繋いだままにします。Java のプロセスが常時動いていて、そこに端末から直接接続しにくる形です。あとは一般的なデータベースを使っているくらいです。ロードバランサも使っておらず、ゲームにログインする前に振り分け用のプロセスに事前に接続先を問い合わせ、プロキシというよりは繋ぎ先を指示するような形で動いています。
このようなアーキテクチャは経験的なものなのですか?
エイチームは、フィーチャーフォンの時代から、フィーチャーフォン向けの MMORPG を 5 作くらい出しています。その経験があるため独自のパケットを TCP でやりとりして、リアルタイムに処理していくことには、ある程度ノウハウがあります。スケーリングに関しては当時のゲームでは、そこまで複雑なことはやっていませんでしたが、スマホのゲームでは、PCの MMO のように1 つのワールドに何百人も入るようなことをすると、そもそも画面の描画も追いつきません。そのため、従来のMMOと同じようにワールドを分けていくことになるのですが、ユニゾンリーグではワールドをユーザーには見せず、内部的に、閉じられたロビー空間というワールドに近いものを作り、どのロビー(ワールド)に行けばまだ空きがあるか、ということを動的にマッチングする方法をとりました。わりと素直な進化系なのかなと思います。ユーザーの皆さんが自分のログインするワールドを選ぶのではなく、自動的にマッチングしていく方式です。
開発プロセスだとかを含め、開発はどのように進めていかれたのですか
何かのアジャイルな開発手法を使って、だとかということはしてないです。だいたい毎週タスクミーティングといって、大きなロードマップとしていつまでにこういう機能ができている、という大きなロードマップから一週間毎のタスクに落としこんでいきます。それをこれは誰々にと担当者を割り振って進めてます。
プロジェクトごとに、プロデューサー、ディレクター、プランナー、サーバ開発者であるとか、プロジェクトに係わる人の席を近くにして、コミュケーション取りやすい環境にしているので、わりと現場手動で進めているところがあります。開発も、そのプロジェクトにいる間は変わったりしないですけど、もともと、バックエンドばっかりとか、フロントエンドばっかりというエンジニアが殆どいなくて、プロジェクト変わるたびに変わったりしているんですよ。なので両方の知識をだいたいのメンバーが持っていて、コミュケーションは取りやすいです。
今後 GCP の中で使っていきたいサービスはありますか
BigQuery
は早期に導入していこうと思っています。他のタイトルも含め、常に利用状況だとかの様々な指標を分析しているのですが、それをもっと効果的に分析していけるようにしたいです。
名古屋全体が見渡せるオフィスでは、スタッフの皆さんとすれ違うたびに声をかけてくれて、理念に掲げている「みんなで幸せになれる会社」を体現しているようでした。
新感覚のリアルタイム RPG ユニゾンリーグ、
Android
と
iOS
で遊べます。
GCE も BigQueryも、
GCP の全て
を今なら 60 日間で $300 分のクレジットで試せます。
(ユニゾンリーグ公式ホームページはこちら:
http://app.a-tm.co.jp/unisonleague/
)
株式会社モバイルファクトリーも Google へ ゲームとリアルな世界がコラボした「駅奪取」に Google Maps API for Work を採用
2014年12月16日火曜日
会社概要
東京都・五反田に拠点を置く「株式会社モバイルファクトリー<http://www.mobilefactory.jp/>」は、創造するモノを通じて世界の人々をハッピーにすることを使命に2001年10月1日に創業しました。
創業以来、モバイル向けサービスを多数リリースしています。着信音サービスにおいては、配信曲数約3万曲を誇り、ほかにも、様々なジャンルで展開しているシミューションゲーム、実世界と連動した位置情報ゲームなどを提供しています。
モバイルファクトリーでは、ゲームとリアルな世界がコラボレーションした、
「駅奪取」
を運営しています。これは、位置情報を用いて、ユーザー同士で交流・対戦したり、スタンプラリーのように各地域を巡るといったゲームです。モバイルファクトリーは、位置情報ゲームにおいて、現在地の確認など、ユーザビリティの向上には地図の利用が欠かせないと考えており、「駅取得」上では、駅と自分の現在地の確認をするために、 Google Maps API for Work - 外部公開用ライセンスを採用しました。
今回は、Google Maps API for Work の 導入を決定された 株式会社モバイルファクトリー ソーシャルアプリ事業部 ディレクターの川上翔平様、マネージャーの四條裕樹様、コーポレート・コミュニケーション室広報担当の阿部愛実様にお話をお伺いしました。
「駅取得」の開発当初は、無償版の Google Maps を利用していましたが、利用者数の増加への対応、より自由度の高い開発を目指し、有償版の導入を検討しました。導入に際し、様々な地図アプリケーションの API を比較検討しましたが、API の機能はもとより、非常に分かりやすいグラフィックやオープンであるため開発が容易なこと、さらに今後も発展的に利用できることや、サービス利用価格に至るまで多方面から検討し、2013年 Google Maps API for Work の採用を決定しました。導入に際し、サポートを行った国際航業の山本氏は「誰にでも直感的にご利用いただける点と、お客様への断続的なサービス提供が可能(SLA99.99%)なことから、GoogleMapsAPI をモバイルファクトリー様にご紹介させていただきました。」と言います。
ゲーム用にカスタマイズするために要した期間は、1 週間、航空写真モードなど、数種類のモードの切り替えを全てを試して、フィーチャーフォンで最適に表示できる大きさ、ピンの立て方を調整しました。Google Maps を使用すると、駅の位置関係などが誰にでもわかりやすく表示できるため、ゲーム内を楽しんでいるユーザーの中でも、この機能を使う人が多く、導入に踏み切ってよかったと考えています。Google Maps は誰もが利用したことのある地図なので、抵抗がないのでしょうか、多くのユーザーの方々が、例えば、Google Maps を参考に移動計画を立てたり、ユーザー自身で移動履歴を確認できるようになっているため、ゲーム性に大きく貢献しているといえます、と川上氏。
Google Maps API for Work を利用して開発している駅取得についてですが、現在、コロプラ版、GREE、mobage など3種類のプラットフォーム上で動作しています。これら全てのユーザを合わせると、その登録者数は、10 万名を超え、位置情報と連携したゲームとしては、非常に人気の高いものとなっています。駅といった限られたテーマを扱ったゲームとしては、業界でも人気の商品となっています。
主なユーザーの年齢層は 30 ~ 40 代で、男性が 7 割以上を占めています。東京や大阪など大都市圏のユーザーが多いですが、駅を対象にしていることもあり、全国各地にユーザーが存在します。鉄道好きな方や旅行が趣味など移動を頻繁にされる方がユーザーの多数を占めていますが、通勤、通学中にゲームを楽しんでいらっしゃる方もいます。
モバイルファクトリーでは駅奪取以外にも、駅をテーマとした位置情報ゲーム「ステーションメモリーズ!」をはじめ、位置情報ゲームを広く展開しているため、別サービスでのGoogle Maps API for Work の導入も検討しています。また、駅奪取の拡張を進め、Google Mapsを利用した新しい楽しみ方をユーザーに提供していきたいと考えていますとモバイルファクトリーの皆様。
【ご好評につき、第二弾!】クラウドって、本当はどうなの? セキュリティ、ROI、イノベーション 集中講座 2月・3月
2014年12月15日月曜日
Google の企業向けソリューションを展開する Google for Work では、過去 10 年間に行われたセミナーやイベントにおいて、最も多く質問・疑問があがったテーマ「クラウド活用を考える企業に求められるセキュリティ・アセスメント」「クラウド 導入の投資対効果(ROI)は?」「イノベーションはどうやって生まれる?」にフォーカスをあてて、11月から12月に開催したコンテンツをさらにブラッシュアップして、
2015 年 2 月から 3 月にかけて集中講座を開催します。
第一弾:クラウド活用を考える企業に求められるセキュリティ アセスメント
(2 月 5 日 (木) 14:30 - 17:00)
本セミナーでは、クラウド活用によるグローバル基盤の統合と最適化をご検討のお客様に、クラウドをご利用いただく際に、どのように適正評価(アセスメント)していただくか、その方法についてご紹介します。デロイト トーマツ リスクサービス株式会社、グーグル株式会社の両社より、セキュリティリスクを最小化する実践的なアセスメント手法及びクラウド事業者のセキュリティ対策の現状についてお話致します。
第二弾:クラウド 導入の投資対効果(ROI)は?
(2 月 17 日 (火) 14:30 - 17:00)
本セミナーでは如何に多くの企業が、定量化しにくい情報系クラウドへの投資に対して「投資対効果の見える化」を行っているのかを中心に、クラウド導入の投資対効果について解説します。
第三弾:イノベーションはどうやったら起きるのか?
(3 月 3 日 (火) 14:30 - 17:00)
新しいアイデアはどのように生まれ、発展し、実際にサービスや製品として形になるのでしょうか?イノベーションを引き起こす社内環境のためには、数多くのコミュニケーションツールをどう使い分けるのが望ましいのでしょうか?Google の製品開発を事例に、どのようにアイデアを出しあい育てて、それを効率的にスケールさせていくのかという根源的なテーマに対して Google からの一つの答えをご紹介します。
ご興味のあるセッションをお選びの上、こちらの
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からお申込ください。
注意事項:会場のお席に限りがあるため、Google Apps for Work, Google Drive for Work の導入を検討している企業のご担当者様を優先的にご案内させていただきます。
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