Google Apps for Business を使い始めたきっかけは ?
もともと個人で Gmail を使っていたので、会社設立をきっかけに Google Apps を導入しました。使い慣れた Gmail が会社の独自ドメインで利用できるということを知り、特に他の製品を検討することなく、Google Apps に決定しました。
設定は自社で行ったのですが、何ぶん IT の知識がそれほどあるわけではなかったので、取引先の IT に詳しい方と相談させてもらいながら設定を行いました。おかげで初期設定はスムーズで、特に戸惑った設定箇所はなかったように思います。
Google Apps の活躍シーンは?
不動産という仕事柄、社員はオフィスと営業先とを飛び回ります。社員に iPhone を支給しているので、オフィスでも外出先でも、同じ環境でメールが見れ、特別な作業なく同期できるのは便利ですね。Gmail といえば、その検索機能も活用しています。不動産は数年で契約更新となるのですが、更新してくださるお客様や、過去にお取引をさせていただいたお客様の過去の契約書やメールのやりとりも、検索すれば一瞬で確認できるので、過去案件のデータベースのようになっています。
情報共有には Google サイトを使っています。社内での会議の議事録、決まりごと等のルール、営業マニュアル、保証会社さんのリストなど、決まったことや暗黙知はすべて Google サイトで作成した社内ポータルサイトに記載をして、ナレッジを共有できる体制にしています。
新入社員が入った時の社内情報やルールのトレーニングはもちろんですが、普段の仕事で「これ何だったっけ?」といったちょっとした疑問もほとんどが Google サイトで見れば解決できるようになりました。
今後、Google Apps に期待することは?
今の日本では、起業して成功するのが難しい面もあります。米国と違い、出資金を自分で用意しなければならないことが多く、自己資金と銀行からの借り入れ、そして連帯保証人というリスクが最初からつきまとうのです。
そんな状態で、ほとんどの起業家にとって賃料やIT インフラ設備などのビジネスコストをどう下げるかが課題となります。Google Apps のように比較的低コストなサービスを活用してスタートすることで、日本の起業家がもっと元気になることを期待します。
0 件のコメント :
コメントを投稿