[この記事は Ken Hoetmer, Product Manager, Google Maps APIs による Google for Work Official Blog の記事 "Update to the Google Maps APIs Premium Plan" を元に翻訳・加筆したものです。詳しくは元記事をご覧ください。]

この 10 年間、Google Maps API は 200 万以上のアプリおよびウェブサイトで使用され、Google マップの最大の強みである親しみやすい地図インターフェースと、世界中を網羅する最新のデータと画像をユーザーに提供してきました。

米国時間 1 月 6 日、Google は、Google Maps API プレミアムプランの改定を実施することを発表しました。新しいプレミアムプランでは、”Maps API クレジット”という各種サービス共通の使用量の単位を利用します。この Maps API クレジットの導入により、複数の Google Maps API をこれまでよりも利用しやすくなり、プランを変更することなく、お客様が作成するアプリやサイトのすべてで Google Maps API を存分に活用できるようになります。

なお、改定後のプレミアムプランでは現行の以下の特典は継続されます。
  • 使用量の増加に対応 – 使用量が増加した場合に柔軟に対応できるプラン
  • テクニカル サポートと SLA – 24 時間対応の技術サポートとサービスレベル契約(SLA)
  • 追加ライセンス –スタンダードプラン(英語)には含まれていないアセット トラッキング、社外・社内・OEM 実装のライセンス
Google の顧客であるDoctor on Demand(英語、動画)には、プレミアムプランの Maps API クレジットを試用版の頃からご利用いただいています。Doctor on Demand の創業者兼 CEO のAdam Jackson 氏は次のようにコメントしています。「Maps API クレジットが導入されたプレミアムプランにアップグレードしたことで、契約や事務手続きのやり直しを行わなくても革新的な機能を開発し導入し続けられる、という非常に高い柔軟性を手に入れました。これで私たちは、革新的でより良いサービスを患者の皆様に提供するためのプラットフォームやビジネスを構築することに専念できます。」

詳しい改定内容は、こちらのドキュメント(英語)とFAQ(英語)をご覧ください。