Japan 公式ブログ
Google の企業向けソリューションに関する公式な情報やユーザーの事例などを、いち早く皆さんにお届けします。
新しいカレンダーのイラストがさらに多くの言語に対応しました
2015年10月21日水曜日
カレンダーは日付と時間を示すためだけのものではありません。そこにはあなたのライフスタイルのすべてが詰まっています!ライフスタイルをよりカラフルにするため、カレンダー のイベントに自動的にイラストが表示されるようなりました。
さらに、ウェディングやハロウィン パーティなどのイベントに 10 数枚のイラストが追加されています。そして、イラストがデンマーク語、フィンランド語、カタルーニャ語、韓国語などを含む 30 言語以上に対応しました。これにより、世界中のユーザーがそれぞれの記念日などを新しい方法で祝うことができます。
あなた自身がアーティストになってください。
Google は、今後もより多くのイラストを追加していきます。そして、あなたが新しいイラストを作ることも手伝いたいと思っています。是非 ハッシュタグ #makethemost に、あなたのお気に入りのイベントの写真をツイートしてください。Google でその中からいくつかを選定して、カレンダー イラストの参考にさせていただきます。
本内容は、米国時間10月16日に配信された内容
の抄訳です。
Google 社員の働き方紹介 vol.10
2015年10月20日火曜日
Google 社員の取り組みや働き方について、月に 1 回ご紹介していきます。第 10 回目は、Google Apps for Work サポートチームのマネージャーを務める、千藏
さんにお話を伺いました。
Q. 普段どんなお仕事をされているのですか?
Google Apps for Work のポストセールスのサポートチームに属し、日本語サポートを管轄しています。お客様やパートナー様からの問い合わせ対応や、日本語サポートの品質を向上させるための取り組みをグローバルチームと連携して行っています。対処療法的な対応ではなく、グローバルで多言語化される過程で生じている問題やプロセス上の不具合を洗い出して分析し、根本的な解決へと導いています。Google の理念の一つに、「ユーザーファースト(お客様の利便性を第一に考える)」というものがありますが、我々サポートチームもまさに、定量的且つ定性的観点で、お客様により良いサービスを提供していくための改善策を常に模索し、サービスレベルの向上に努めています。
Q. 日々どのような課題に直面し、それをどう克服しているのでしょうか?
Google Apps のサポートチームは、世界中に拠点があり、全 14 言語でのサポートを提供しています。お客様により安心して使っていただるよう、日本語でのサポートも 2013 年より 24 時間 365 日体制で行っています。既知の問題についてはインシデント管理チームが、未知の問題については問題管理チームが対応しているのですが、クラウドという製品の特質上、日々進化する製品の最新情報や機能変化に迅速にキャッチアップし、世界各地に存在する異なるタイムゾーン & 異なる言語のチーム間でナレッジやノウハウの共有を円滑に行っていくことが一つの課題です。幸い、Google Apps の様々なツールのおかげでグローバルのチームと常につながっていられるので、私自身も午前中は本社(アメリカ) と、日中はシドニーと、午後はヨーロッパと、といったようにハングアウト(ビデオ会議) やチャット、メールやドライブを駆使して情報共有に徹しています。Google Apps が無ければ、まさに実現不可能なチーム間連携と言えるかも知れません。
Q. お客様からいただいたフィードバックで印象的だったことなどありますか?
サポートチームとして大切にしているのは、「おもてなし」の精神です。お客様に真にご満足いただけるサービスを提供できているか都度お客様にヒアリングし、万が一ご満足いただけなかった場合には、その理由を徹底的に調べて改善につなげています。お客様からいただく様々な声が、まさに我々の糧になっています。先日も、とある NPO の Google Apps ユーザーの方が、 “Google Apps のサポートは『すばらしい!』の一言。電話応対が秀逸でアドバイスが的確。安心してサポートを受けることができた” といった内容のブログを投稿してくださっているのを拝見し、そのありがたいお言葉を部署全体で共有させていただいたところです。
究極の話をしてしまえば、サポートは本来不要であるべきだと個人的には思っています。お客様にとって、製品がシンプルで、障害が起きずに、機能も管理も簡単なので問い合わせる必要がない、というのが理想郷ですが、実現するのはまだ遠い先の未来ですので、製品の一部として高品質のサポートを提供する必要があります。そのため、理想郷を目指しつつも、お問い合わせが必要となったお客様がアクセスしやすく、且つ親身でわかりやすい対応をサポートチームとして積み重ね、Google Apps をよりハッピーに使い続けてくださるお客様を増やしていきたいと考えています。
Q. チームのリーダーとして、働く環境をより良くするために心がけていることはありますか?
手前味噌ですが、経験豊富で優秀なメンバーが多いので、マネージャーとして口を出しすぎないこと、つまりビジョンや方向性を共有するのみで、基本的に指示は出さないというのを心がけています。また、チーム一人ひとりが本来の仕事に集中できるよう時には防波堤になったり、また時には雑用係として奔走することもあります。非効率な長時間労働を避けるために、私自身が率先して早く帰るようにしたり、緊急事態が発生することに備えて、余裕を持ったスケジューリングを組むといったことも欠かしません。
チームで一番知識や経験があるからマネージャーをやっているわけではありません。チーム全体を協調しながらチームメンバーそれぞれの個性や才能を引き出し、ひとりでは出来ない大きなことを実現できるチーム作り行うのがマネージャーの使命だと考えています。お客様に感動を与え続けていくために、チーム一丸となってこれからも日々挑戦を重ねていきたいと思っています。
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本シリーズのバックナンバーは以下よりご覧ください。
Google 社員の働き方紹介 vol.1
Google 社員の働き方紹介 vol.2
Google 社員の働き方紹介 vol.3
Google 社員の働き方紹介 vol.4
Google 社員の働き方紹介 vol.5
Google 社員の働き方紹介 vol.
6
Google 社員の働き方紹介 vol.
7
Google 社員の働き方紹介 vol.
8
Google 社員の働き方紹介 vol.
9
富士フイルムホールディングス株式会社も Google へ - 社内イベント “Google Festa” が大反響!Google Apps for Work を“Work Style Innovation” の起爆剤に
2015年10月16日金曜日
写真フィルムメーカーから、広範な領域でビジネスを展開する企業グループに変貌中の富士フイルム。創立 80 周年を迎えた 2014 年 1 月、“Value from Innovation” という新たなコーポレートスローガンを制定。企業体質強化を推進している。その柱の一つ、“Work Style Innovation” を推進するキーファクターに導入直後のGoogle Apps for Work を位置づけた。そして社内イベント“Google Festa” を開催し、 “Work Style Innovation” の狼煙を上げた。
富士フイルムホールディング株式会社について
富士フイルムグループとして、イメージングソリューション(フォトイメージング、電子映像、光学デバイス)、インフォメーションソリューション(ヘルスケア、グラフィックシステム、フラットパネルディスプレイ材料、記録メディア、産業機材・電子材料)、ドキュメントソリューションの 3 領域を柱に事業を展開。
(写真右)富士フイルム株式会社 人事部次長 兼 富士フイルムホールディングス株式会社 人事部統括マネージャー 座間 康氏
(写真左)富士フイルム株式会社 経営企画本部 IT グループマネージャー 兼 富士フイルムホールディングス株式会社 経営企画部 IT 企画グループマネージャー 安東 豊氏
課題と効果
[ 課題 1 ]
コミュニケーションツールとして、グループ各社が Lotus Notes など複数製品をバラバラに利用
[ 効果 1 ]
グローバルで Google Apps for Workに統一し、大幅なコストダウンと最新機能を迅速に享受できる強固な情報共有基盤を入手
[ 課題 2 ]
イノベーション推進のために、働き方や意識の変革を促し、多様な価値観の人材が力を存分に発揮できるようにする必要性
[ 効果 2 ]
Google Apps for Work という IT ツールをキーファクターに従業員の働き方に対して目に見える形で変革を意識させる “Work Style Innovation” を企画
[ 課題 3 ]
富士フイルムグループ全体に “Work Style Innovation” を浸透させる
[
効果 3 ]
気軽に楽しく参加できる “お祭り” 形式の体感イベント “Google Festa” の開催で、 Google Apps for Work の活用の浸透・定着と社内の意識変革を促進
[ 何が問題だったか? ]
働き方の改革が必要
デジタル化の進展により、写真フィルムメーカーからの変革を進め、事業領域の多様化に伴う組織再編を繰り返してきた富士フイルム。その結果、同社グループではコミュニケーションシステムとしてオンプレミスの Lotus Notes を中心に少なくとも 6 製品以上がバラバラに使われる状態だった。そんな時、Lotus Notes の保守契約が切れるタイミングでクラウド型の製品へのリプレイスを検討する。すでに米国現地法人が導入していた Google Apps for Work を含む 3 製品を比較検討した。その結果、コストパフォーマンスに優れた Google Apps for Work に決定する。
「 Google Apps は、機能比較や検証を行っている途中でも次々と新機能が追加される。このスピード感は凄い、と。常に最新の機能が安全かつ安価に使えるメリット、さらに Google ならではの豊富なコミュニケーションやコラボレーションの機能を活用すれば業務をもっとイノベーティブに遂行できる可能性を感じたのです」と安東氏は言う。
2012 年 9 月、グローバル導入契約を締結し、
海外現法や新規設立会社から順次導入を開始。
グループ全体でドメインを
fujifilm.com
に統一し、2014 年 2 月からは本社でも導入が始まった。
この動きとは別に、2014 年 1 月、創業 80 周年を迎えた同社は、 “Value from Innovation” という新たなコーポレートスローガンを制定。さらなるイノベーション追求への号砲が鳴った。この流れを受けて、同年 10 月、 “Work Style Innovation” (WSI) プロジェクトがスタート。座間氏は次のように言う。
「少子高齢化が進む社会環境の変化の中で企業がイノベーションを起こし続けるには多様な社員が能力を発揮することです。そのために必要な働き方への改革に取り組もうとスタートしました」
[ どのように検討したか? ]
IT ツールで働き方改革の推進を
WSI プロジェクトが始まった時、安東氏は「導入した Google Apps for Work が、 “Work Style Innovation” の起爆剤になると感じた」と言う。
「ツールのリプレイスはチャンスであることに加え、Google Apps は Google ドライブのコラボレーション機能などいろいろなアプリケーションが使えます。これらを活用すれば、ワークスタイルはどんどん変えていけるのではないかと感じていました」
一方、座間氏は “Work Style Innovation” の推進に「IT ツールが有効」と思いつく。
「 “Work Style Innovation” の推進には意識や風土を新しくすることが
必要です。その風土とは目に見える日常の行動が積み重なって形成さ
れるもの。ならば、日常の行動を新しくしていく具体的なツールが必要だと思えたのです」
従来から同社の社員は、真面目に生産性向上に取り組んできている。「そんな社員たちに『生産性を上げよ』と伝えれば、『さらに生産性を上げるにはどう取り組めばいいのか?』という議論もでてくるでしょう。だからこそ、それを可能にする具体的なツールが必要と思ったのです」
そんな座間氏が安東氏に相談すると、安東氏は即座に「 Google Apps for Work が改革の軸になり得る」と応じた。
[ どんな効果があったか? ]
“Google Festa”で予想を上回る動員
様々な先行企業を事例研究しようと、WSI プロジェクトは Google のオフィスを見学。一同は、変革を進める上で仕事のスピードやコミュニケーションにおいて多くのヒントがあるという思いがしたという。例えば、一つの書類が完成するまで、何人かの関係者を経由し、最後に上長が承認を下すというワークフローを回していた。一人ひとりが責任もって確認し工程を回すのでより正確になるというメリットがあるが、パスが多くなり、時間がかかり過ぎるというデメリットも。これに対し、Google は Google ドライブ で関係者が同時に編集・確認作業を行っている。「今までの固定概念の枠が外れて、視野が広がる効用があった」と座間氏は力説する。
そして、WSI プロジェクトの若手メンバーは、Google Apps for Work の使い方の紹介や利用促進を通じて、“Work Style Innovation” を推進するキックオフイベントを“お祭り”形式で行うという“Google Festa” の開催を提案。
「 “Work Style Innovation” は一過性のものではなく、継続し続けることで実現していくものです。今後の社会環境の変化の中で企業にとっても、社員にとっても大切なことです。ならば、みんながもっと自主的に全社一丸となって取り組みたくなるような楽しいものにしようという発想です」(座間氏)
2015 年 3 月。Google の専門家による講演や、Google ハングアウト で海外拠点とビデオ会議を実演するなどのプログラムを用意し、予想を上回る人数を動員。アンケートには 90% 以上が「参考になった」と回答した。
その後、立て続けに複数回、地方の事業所で開催。フォローセミナーも行い定着を図っている。
「常にイノベーションを追究し続ける Google の製品として、Google Apps は更新され続けることを
期待します。そうすれば、まさしく “Work Style Innovation” の継続とリンケージします。変革のために刺激を与え続けてくれる存在ととらえています」と座間氏は期待を寄せる。
富士フイルムホールディング株式会社
の導入事例 PDF は
こちら
をご覧ください。
Google Apps for Work のその他の導入事例は
こちら
をご覧ください。
あっぷす先生 誤解をとく!オフライン編集ができるのをご存知ですか?
2015年10月15日木曜日
みなさん、こんにちは!
本日のテーマは「
オフライン編集
」です。
クラウドグループウェアである Google Apps は、オンラインで使用するクラウドツールですが、設定によってオフラインの状態でも編集できるようになるんです。
「クラウド」とは、もともと 2006 年にエリック シュミットがクラウドコンピューティングという概念について発表したのが始まりでした。「自分のコンピュータをハードで持つ」という概念から、「ネットワークをコンピュータにして自分で好きに引き出す」というのがクラウドコンピューティングの概念で、“クラウド” の源泉です。これは
Atmosphere Tokyo 2015 のブログ
でもご案内しましたね。
でも、いつでもネットワークにアクセスできる環境にあるとは限りません。でもそんな時に、「アクセスできなかったら、ドライブやドキュメントの編集はできない」と思っている方がいたら、それは誤解です!実は、許可設定を行うと、オフラインでも編集することが可能になるんです。
オフライン編集を設定してみよう
パソコンの場合、Google ドライブの設定画面から行います。Google ドライブの歯車印の [設定] をクリックし、[全般] の中から「オフライン」の項目を表示します。
「Google ドキュメント、スプレッドシート、スライド、図形描画のファイルをこのパソコンに同期して、オフラインで編集できるようにする」にチェックを入れると、オフライン編集が可能になります。
モバイル端末から行う場合は、個々のファイルから設定をします。
Google ドライブ、ドキュメント、スプレッドシート、スライドの、いずれかのアプリを開き、オフラインで編集したいファイルを選択し、 1~2 秒押し続けます。そうすると、ボックスがひらきますので、左側のオフラインアイコン をタップします。もし塗りつぶされていないアイコン が表示される場合は、そのファイルは既にオフラインで使用できるように設定されています。
オフラインで編集する場合は、Chrome ブラウザまたは Chrome 搭載端末をご使用ください。現在、
他のブラウザではオフライン アクセスの利用ができません。
※ オフライン編集が可能になると、ローカル環境にデータが保存されるため、必ず自分専用のパソコン等で設定してください。公共のパソコンや共有のパソコンでは、同期したデータを他人が表示できる場合がありますのでご注意ください。
オフラインの Gmail やカレンダー
ドライブのファイルだけでなく、実は Gmail やカレンダーにも、オフライン設定機能が付いてます。
Gmail は、Chrome アプリ
オフラインGmail
を追加します。カレンダーは、[設定] からオフラインを選択し、Chrome アプリ
Google カレンダー
を追加します。
オフライン状態でもアクセスでき、表示が可能です。オフライン時の編集は、オンラインの際に同期されます。
今まで知らなかった!という方は、ぜひ設定してみてください。「オンラインでしか使用できない」と思っていた方は、ぜひオフライン時も利用してみてくださいね。移動中など重宝しますよ。
[関連ページ]
●
オフラインでファイルにアクセスする
●
オフラインでのカレンダーの表示
あっぷす先生コーナーで取り上げるテーマを募集します!
Google Apps の便利な使い方、ぜひこれは広めたい!という機能など、下記フォームからぜひ投稿してください!
「おしえて!あっぷす先生」 応募フォーム
あっぷす先生とは?
あっぷす先生は、クラウド型グループウェア Google Apps for Work(グーグルアップス)をこよなく愛する Apps ユーザーの一人。ツール機能を使いこなすことから、ついたあだ名が「あっぷす先生」。Google にも認められ、Google for Work 公式ブログで Google Apps の活用術を発信中。
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あっぷす先生ってどんな人?
プロフィールはこちら
あっぷす先生の過去ブログの記事は
#あっぷす先生
から
Google Apps for Work 公式サイト
>>
あっぷす先生の入門講座
株式会社よしもとアドミニストレーションも Google へ - Goolge Apps for Work の導入により、作業効率が大幅に向上!
2015年10月13日火曜日
Google Apps for Work の導入で、スマートフォンでのメール確認も可能となり、レスポンス率も向上。ワールドワイドに使えるサービスだから BCP 対策としても優秀です。
株式会社よしもとアドミニストレーションについて
親会社である吉本興業株式会社は、1912 年の創業以来、最古参の芸能プダクションのひとつとして数々の芸人やタレントを世に送り出している。2007 年から持株会社制へ移行。よしもとクリエイティブ・エージェンシー、よしもとデベロップメンツ、よしもとアドミニストレーションなどに分社化され、吉本興業グループに。株式会社よしもとアドミニストレーションは、同グループをITの側面から支えている。
今回は、Google Apps for Work および Chromebox for meetings の導入を検討された、
株式会社よしもとアドミニストレーション 情報システム本部 本部長 加藤 到氏(左)、土屋 篤氏(右)にお話を伺った。
メールボックスの容量が 300MB しかなく、すぐに一杯に。
メールボックスが大容量になり、メール関連のトラブルはほぼ皆無となった。スマートフォンでのメール確認も可能となりレスポンス率も 50% から 80% に向上。
「弊社では 2007 年頃から社屋内にあるサーバールームで Microsoft Exchange Server を運用していたのですが、 1 人約 300MB までしかメールボックスの容量がないことが最大の課題でした」そう話すのは、吉本興業グループの情報システムを管理するよしもとアドミニストレーション情報システム本部の本部長 加藤 到氏。同グループでは約 300 人の社員を対象に情報共有のメールを一斉送信で何通も出す習慣があり、早い人だと 1 週間程度でメールボックスはいっぱいに。重要なメールが受信できないなどのトラブルが発生していた。「メール 1 通につき約 5MB までしかファイルを添付できず、そうした容量の低さへの不満も社員から漏れていましたね」
また、メンテナンスの部分でも大きな負担があった。「 Microsoft Exchange Server に加えて、スパムメール対策用のフィルタと外部への連絡用のサーバーも運用しており、それぞれを月代わりでメンテナンスする必要がありました。 1 回につき約 1 時間。それだけで大きな負担でしたが、加えてサーバーが起動しなくなったらどうしようという精神的な不安もありましたね」
そこで加藤氏は、2010 年頃からサービス変更の検討に乗り出す。「 2012 年に Microsoft Exchange Server のリース期間が満了するので、そのタイミングで新たなサービスに変更するのがベストだと考えていました。そのなかで第一候補に上がったのが Google Apps for Work でした。当時、社員の 6 割近くが Gmail をプライベートで利用しているということだったので、移行がスムーズに進むのではないかと予測したのです」
日本で大災害が発生しても利用できるという安心感。
ワールドワイドに使えるサービスだから BCP 対策としても優秀です。
同社が Google Apps for Work を導入をする最大の決め手になったのは、2011 年 3 月11 日に発生した東日本大震災だった。「このときの出来事はとてもショックでした。そして、我々の安全対策に関する概念を覆すものでした。大きな災害が発生してトラブルに障害が起こっても、誰もサーバールームに駆けつけることができない。そのことに気づいたのです。であれば、BCP( Business Continuity Plan= 事業継続計画)対策の一環として、自主サーバーをやめてクラウドサービスに切り替えるのが得策だろう、と。しかもワールドワイドに使えるものであれば、仮に日本全土で障害が発生しても大丈夫だと考えたのです」
こうして 2012 年から試験的に Google Apps for Work の運用がスタートした。最初の半年は Microsoft Exchange Server との併用だった。その理由について情報システム本部の土屋 篤氏は次のように話す。「社員のなかには Microsoft Exchange Server の方が使いやすいという人もいましたから、そういう人たちへの試用期間という意味も含めて。その間に東京、大阪、広島、福岡などの主要拠点で勉強会を開いて理解度を深めていきました。ただ、 Google Apps for Work への移行がうまくできたのは役員の力が大きかったと感じています。エンターテインメント企業ということもあり、新しいもの好きな役員が多く、スマホで簡単にメールの確認や送受信ができる点を気に入ってくれたんです」
カレンダーを導入し、タレントのスケジュールを見える化。
タレントのスケジュールはマネージャーが手帳で管理していたため、どのような仕事をしているのか不明だった。さらにタレントの月の仕事量をデータで集計できるように。
現在、同グループでは社員用に 1000 アカウント、劇場などの問い合わせ用に 300 アカウント、合計 1300 アカウントを登録している。「メールに関する問題はほとんどなくなりましたね。それだけでなく、レスポンスが非常によくなったと感じています。スマホやタブレットでも確認できるようになったおかげもあり、以前は 50 % 程度だったものが 80 % 程度は戻ってくるようになったのではないでしょうか。また Gmail にメールフィルタが備わっているので、自社で運用する機器も減りました。現在は 4 カ月に 1 度、30 分程度の作業で済んでいます」と加藤氏は導入の成果について話す。
また、2015 年 4 月からはカレンダーを利用して主要タレントのスケジュールを吸い上げ、誰がどれだけイベントに出演しているかなどのデータを取得している。なんと 7 月は約 4000 件のデータが集まったという。「これまでタレントのスケジュールは、マネージャーそれぞれの手帳に収まっているだけのものでした。それが見える化される意味は大きいと思います。現在はただのデータにしか過ぎませんが、次のフェーズではこれをさらに活用していくことになると思います」と土屋氏は話す。
ハングアウトとの活用で、およそ 6000 万円のコストダウンに成功!
大阪と東京に拠点が分かれているため、打ち合わせは必須。それにかかる交通費や宿泊費は莫大なものになっていた。ハングアウトと Chromebox for meetings の導入により、出張回数が減少し、コストダウンに成功!
そして、会議ではハングアウトが大活躍している。「大阪のスタッフが東京に出張することを考えると、月に 1 回利用してくれればもとが取れる計算だったので導入したのですが、利用した回数を出張にかかる交通費や宿泊費、移動中の拘束時間と考えると、およそ 6000 万円のコストダウンになっているのではないでしょうか」と土屋氏。「東京と大阪には Chromebox for meetings を導入しているのですが、集計データによると 1 日に 2 回は接続されているんです。それだけ密にコミュニケーションを取れるようになったことは大きいと思います。実際、以前よりもスムーズに仕事ができるようになっているように感じます」と加藤氏は付け加える。
こうした Google Apps for Work の魅力について、加藤氏は“さまざまなサービスがオールインワンになっていること”と評価する。そして今後は、この良さを活かして同グループの業務効率を向上させたいという。「とくに最近は、スマホやタブレットの登場によってパソコンから離れていてもコミュニケーションが取れる環境になっていますから、Google Apps for Work を利用して仕事をより効率的にできるようにしていければと考えています。とはいえ、わざわざサービスの便利さ強調するのではなく、いつの間にか使えるようになっているくらいの自然な方法で利用できるようにしていきたいですね」
株式会社よしもとアドミニストレーションの導入事例 PDF は
こちら
をご覧ください。
Google Apps for Work のその他の導入事例は
こちら
をご覧ください。
おしえて!あっぷす先生 第 16 回目:Google+ とグループの機能で「情報共有力」アップ!
2015年10月2日金曜日
「おしえて!あっぷす先生」第 16 回目は、Google+ と Google グループの機能についてご紹介しましょう。
飲料メーカー
営業担当
本日の質問者:
あっぷす先生、こんにちは。業務で忙しくなると、チームメンバーがいつも顔をつきあわせて仕事をする…という環境がなかなか難しいのですが、チーム内での「情報共有力」を、もっとアップさせていきたいと思っています。Google Apps の機能で行えることって、あるでしょうか?
あっぷす先生
あっぷす先生:
こんにちは!オンラインでチームメンバーに情報共有したいときって、SNS やメール、カレンダーからコンタクトすると思います。効率的に情報共有ができる設定を、Google+ や Google グループの機能でご紹介しましょう。ふたつとも、このコーナーで初めて取り上げるツールですね。
「情報共有力」とは、簡単にチーム全員に情報を届けることができたり、アクセスできたりすることだと思います。
たとえば、
SNS でチームメンバーだけで共有する「コミュニティ」を作成し、シェアしたい情報をポストして、チームみんなが閲覧・コメントを返すことができたり、アーカイブすることができる。
チームメンバーを登録したメーリングリストを作成。ひとつのアドレスにメールをすると、メンバー全員にメールが届けることができる。
こんな機能が Google+ や Google グループにありますので、ぞれぞれ見ていきましょう。
●
Google+ コミュニティ
Google+
の「コミュニティ」には、限定シェアで作成・公開する設定があります。
チームでオンライン上の情報を共有したいときは、この Google+ のコミュニティにポストすると、参加しているチームメンバーにクイックに共有することができます。もちろん、通常のポストと同じように、コメントや +1 をつけることができます。メール通知機能をオンにしておくと、ポストがあるとメールが届くので、見逃しもありません。
コミュニティの作成は簡単で、メニューから「コミュニティ」を選択肢、「コミュニティの作成」ボタンを押すだけ。ドメイン内で、一般公開か限定シェアかを選ぶことができます。
コミュニティ画面は、タイトルや写真をカスタマイズ可能。チームらしい場を作成してみてください!
●
Google グループ
オンラインフォーラムやメールベースのグループを作成することで、大勢のユーザーと情報共有やディスカッションを行うことができるのが、
Google グループ
(Groups for Business) です。
グループメンバーは、同一ドメイン内でも、ドメイン外でも作成可能です。
「グループを作成」ボタンをクリックして、必要情報を入力して権限設定を行い、「作成」ボタンをクリックします。
グループ作成後、メンバーを追加します。
メンバー設定
は「役割」や「配信」が選べるなど、チームにおける役割で適宜設定することができます。
情報を一般公開するフォーラム機能も付いているため、情報公開範囲を限定したい場合は、適切に設定・管理する必要があります。用途に合わせて設定を行いましょう。
このほか使用開始にあたっての設定は、
こちら
をご覧ください。
●
あっぷす先生の+1
チームで Google グループを作っておくと便利だと実感するところは、メールで届く内容が、Web 版にトピックとしてストックされていることです。
グループ
>>
マイグループ
から自分が所属しているグループの過去のトピックを閲覧することができるため、途中でメンバーに加わっても、過去に行われたやりとりを確認することができるんです!
みなさんも、ぜひ使ってみてくださいね。
[関連ページ]
●
職場や学校で Google+ コミュニティを作成する
●
グループを作成する
あっぷす先生コーナーで取り上げるテーマを募集します!
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「おしえて!あっぷす先生」 応募フォーム
あっぷす先生とは?
あっぷす先生は、クラウド型グループウェア Google Apps for Work(グーグルアップス)をこよなく愛する Apps ユーザーの一人。ツール機能を使いこなすことから、ついたあだ名が「あっぷす先生」。Google にも認められ、Google for Work 公式ブログで Google Apps の活用術を発信中。
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あっぷす先生ってどんな人? 詳しくは
こちら
あっぷす先生の過去ブログの記事は
#あっぷす先生
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